ベーグル【作り方】
①ボウルに、ベーグル材料を入れます!
ボウルにまず強力粉をいれます。さらに右側に砂糖、左側に塩を入れます。
次に、右側にイーストを入れてください。
🔶塩とイーストは離れた場所に入れること!塩には殺菌効果があり、イーストは「菌」なので、くっつけたままにすると発酵する力が弱くなってしまうのです。(砂糖は、逆にイーストを栄養源にして活性化します)
② ボウルに、ぬるま湯を加えます。
① のボウルの「右側」にぬるま湯を加えましょう
ぬるま湯をイーストめがけて加え、最初は「箸」でぐるぐるかき混ぜてください。徐々に、粉が水分を吸って「生地」っぽくなっていきます。水分がなくなってきたら、手でまとめて捏ねていきましょう。
🔶普通のパンの場合、まとめてから20分くらいひたすら手でこねなければばらないのですが、ベーグルはそこまでやらなくても大丈夫なのがメリットです。
🔶10分ほど捏ねて、丸くまとめてください。この時、生地がなめらかになっていなくてもOKです!
② ボウルに「蓋」をし発酵させます。
生地を丸く整えたら、ボウルの真ん中に入れ乾かないように蓋をしてください。まだちょっと生地が硬い状態です。5〜10分ほど、温かい場所で休ませてください。
🔶パン生地は、捏ねてまとめた直後は弾力が強く固くて伸ばしづらいものです。ちょっと休ませることによって、生地がゆるんで無理なく伸ばせ成形しやすくなります。
🔶パン生地が乾かないようにするために、「蓋」付きのボウルが重宝します。
🔶普通のパンは、捏ねて休ませて焼くまでに3時間ほどかかるので、ベーグルは早いのです!アウトドア向きですよね。初めての人でも作りやすいですよ。
③ 休ませた生地を成形します。
まな板の上で成形します。丸めた生地を「4分割」に4分割に切って成形していきます。1個ずつ成形していくのですが、この間にほかの生地が乾かないように、ボウルをかぶせておいてくださいね。
【成形の順番】
1.4分の1にしたパン生地を、生地内のガスを抜きながら麺棒で伸ばします。「長方形」になるように伸ばしてください。
2.「長方形」に伸ばした生地を、縦(長い方)方向に、空気が入らないよう締めながら丸めていきます。
3.円筒形に丸めた2の片側を、麺棒で潰して円形に伸ばします。
4.3を「輪っか」上にして、円形に潰した部分で反対側の「尻尾」の部分を包み込こむようにして、上下をくっつけます。
🔶ここで、皆さんおなじみのベーグルの形が出来上がり!形が崩れないように、しっかりくっつけてくださいね。
🔶残りも全部同様に成形してください。
④ 成形した生地を発酵させます。
一回り大きくなって、真ん中のリングがちょっと小さくなるくらいまで発酵させます。ベーグル生地にボウルを逆さまにしてかぶせ、乾燥させないように気を付けましょう!
🔶発酵させている間に、焚き火の準備をしてください!
🔶焚き火が付いたら、その横の温かい場所にベーグルを置いて発酵させましょう。
⑤ 鍋にお湯を沸かしはちみつを加えます。
お湯が沸いてきたら、はちみつ(または砂糖)を少々加え沸騰直前の80℃~90℃まで沸かしましょう。
🔶生地を茹でて(「ケトリング」といいます)膨張させてから焼くと、ベーグル独特のずしっとした弾力のある歯ごたえになるのです。
🔶お湯にはちみつ(又は砂糖)を加えることで、焼き上がりにツヤが出ます。
⑥ 沸騰したらベーグル生地を茹でます。
生地を鍋に入れ、片面を1分ずつ茹でてください。両面を茹でたらオーブンペーパーの上に乗せましょう。
⑦ スキレットに、オーブンペーパーの上に乗せたベーグルを置きましょう。
スキレットの蓋をして、上に炭をたくさん置き上火強めで約20分焼成します。
🔶途中でちょっと様子を見ます。上が焼けていて側面の焼きが弱いようなら、上の乗せていた炭をスキレットの周囲にぐるりと置いて側面を温めましょう。
ベーグル【出来上がり】
20分ほどしてベーグルが焼き上がりました!最初の2個はそのまま焼き、残りの2個はチーズを乗せて焼いています。