2017年11月11日、東京メソニックセンターでフリーメイソンのオープンハウスが開催された。
フリーメイソンの会員でなくとも、事前に申請を行い、参加資格証を受け取った人は誰でも参加可能だ。運良く参加資格証をゲットできたので、フリーメイソンの活動や建物の内部についてご紹介したい。
果たして、秘密結社的な要素はあるのか―――。
※フリーメイソンとは?
世界中に「ロッジ」と呼ばれる支部をもち、社会的地位の高い者たちで構成されているとされる秘密結社のこと。オカルト界隈では「世界を裏で牛耳っている」と噂される謎多き団体。フリーメイソン日本 公式HP
いざ東京メソニックセンターへ
東京メトロ日比谷線の神谷町駅から東京タワーに向かって歩くこと5分強、東京タワーをバックに東京メソニックセンターは見えてくる。
写真では木に覆われているが、手前の黒いビルが東京メソニックセンターである。
近づくと早速フリーメイソンのシンボルが。
受付を済ませ、ホールに入ると早速目につくのがこれ。
なんとも怪しく美しいステンドグラスと彫刻。このステンドグラスと彫刻に関しては後述したいと思う。
グランドマスター挨拶
ホールを抜けるとエレベーターで地下2階のブルーロッジという広い部屋に案内される。
筆者は13時の受付開始後すぐに入ったが、既に中にはオープンハウス参加者40人ほどが座っていた。この日は約100名の参加者がいたようだ。
着席後、開始の時間まではイングランドのロッジで使われているというフリーメイソンの紹介VTRを観させていただくことができた。
VTR上映後はフリーメイソンの会員であり、ヨーロッパで活躍されている音楽家のオルガン演奏を楽しむ。氏は音楽もフリーメイソンには重要な要素であると仰っていた。
14時になるとグランドマスターの挨拶でオープンハウスが始まる。さすがグランドマスターといったところだろうか、気さくな中にも落ち着きがあり、なんとも説得力がある話し方だ。
グランドマスターは、昔から秘密結社として語られるフリーメイソンについて、人々に正しい知識を持ってもらいたいと四苦八苦しているようだった。たびたびオープンハウスを開催するのも正しい情報を知ってもらいたいというのが理由のようだ。ネットなどの情報に惑わされず、自分の目でフリーメイソンを判断してほしいと仰っていた。