食事のタイミングはウォーキングの前後どちらが良いの?
食事のタイミングはどのようにしたら良いのか悩む方もいるのではないでしょうか。食事前と食事後のウォーキング、実は内容によってはどちらの方法でも効果を得ることができます。ここでは、食事前と後の運動の効果について見ていきましょう。
食事前のウォーキングは「減量」に効果が
減量したい方は食事前に運動をすることをおすすめします。食事前は糖質が消費されているので、脂肪が燃焼されやすい環境にあります。体重を落とすには脂肪を減らす必要があるので、このタイミングで運動をすることで脂肪を燃焼することができます。また、筋トレを合わせて行うとより効果的です。
食事後のウォーキングは「スタイルや健康の維持」に効果が
美ボディを目指す方、健康重視の方は食事後に体を動かしましょう。食事をした後にウォーキングをすることで、糖質の摂取を抑制することができます。摂取した食物を優先して消費する働きがあるので、食後に運動をすることで食べた分の糖質を消費することができます。これにより、体内に糖質が溜まることを抑え、太らない体質をキープすることが可能です。
食べた後の運動ですが、時間が経過すると糖質が脂肪に変換されてしまうので効果がありません。食べ過ぎが気になる時には、食後はなるべく早めに運動をし、これを習慣付けるようにしましょう。
ウォーキングダイエットの正しいやり方を伝授!
では、ウォーキングダイエットの正しいやり方とは一体何でしょうか。ここでは、ダイエットを成功させるための正しいやり方について詳しくご紹介します。
歩き方のコツ①猫背はNG!姿勢を正して歩こう
歩く時に姿勢を意識しているでしょうか。ダイエットをする上では猫背は厳禁です。猫背の姿勢のまま歩くと深く呼吸をすることができないので、ダイエット効果も半減してしまいます。正しい歩き方は背筋をピンと伸ばすことです。また、普段から猫背の方は脂肪がお腹に溜まりやすいので注意しましょう。
歩き方のコツ②腕をしっかり振って歩こう
歩く時は足に気を取られがちですが、腕をしっかりと振ることも意識してください。手の平はグーの形に握り、肘は90度曲がるようにするのが理想です。足の動きと合わせて腕振りを意識することで、カロリー消費の数値を高めることができるでしょう。
歩き方のコツ③つま先まで使って歩くことも大事
つま先で地面を蹴るようにイメージしながら体を動かすのも、ダイエットとしては効果的なのでおすすめです。足の指を使うことで移動がスムーズになり、また安定性もあります。
歩き方のコツ④腹式呼吸を意識しよう
腹式呼吸も意識してみましょう。呼吸を使ったダイエット法があるのですが、これを運動中に取り入れることでさらに痩せやすくなります。呼吸は鼻から息を吸い、深く吐きます。運動している間はもちろん、普段の生活の中にも取り入れることでカロリー消費を高めることができます。
ウォーキングをする時間やおすすめの時間帯って?
ウォーキングするなら朝と夜のどちらが良いのでしょうか。また、どのくらい運動をしたらダイエット効果が得られるのか気になる方もいるでしょう。ここでは、おすすめの時間帯についてご紹介します。
ウォーキングの時間
15分程度歩くことで多くの脂肪が使われるため、最低でも30分は歩いた方が良いです。長く歩けば多くのカロリーを消費できると思われがちですが、実は1時間以上の運動をすると体は脂肪を蓄えようとする働きが生じるため、ダイエットとしては逆効果になります。ですから、運動のしすぎは良くありません。
毎日継続するなら1回に30分程度の運動量が適しています。距離にするなら最低でも3kmは歩くようにすると良いでしょう。30分程度の運動なら無理なく続けることができるので、運動嫌いの方や長続きしない方でも継続しやすいです。
ウォーキングを行う時間帯は?
ダイエット効果を最大限に引き出したいのであれば、早朝の空腹時がベストです。朝の運動は体を目覚めさせることにもつながり、また空腹時の運動はたくさんの脂肪を使うため、より脂肪を燃焼することができます。時間帯に関してはそこまで差がないと言われているため、仕事帰りの夕方や夜に行っても問題ありません。
自分のライフスタイルに合わせて時間帯を調整しながら行うのが良いでしょう。時間帯よりもいつ運動をするのか、タイミングが大切です。たくさんの脂肪を燃焼することができる食事前に行うのがおすすめです。
ウォーキングダイエットは筋トレを加えるとさらに効果的!
ウォーキングと同時に筋トレを取り入れるのもおすすめです。歩くだけでは多くのカロリーを消費することができずに、大きなダイエット効果を得ることは難しいのですが、ここに筋トレを組み合わせることでさらに効果的に痩せることができます。効率よく痩せるには基礎代謝を高めるのが一番です。
筋肉量が多ければその分血行が促進され、体が温まることで脂肪も燃焼しやすくなります。過度な運動は脂肪を燃焼するのに効果的ですが、燃焼する脂肪がなくなってしまうと筋肉まで減ってしまうので注意が必要です。
筋肉が減ってしまうと基礎代謝もなかなか上がらないので、結果として痩せにくい体となってしまいます。ダイエットをする上で基礎代謝の低下は避けたいため、筋トレも行って効率よくダイエットを進めていきましょう。
また、筋トレを行うことで引き締め効果が期待できるので、理想のボディラインを目指している方にもおすすめです。有酸素運動と無酸素運動を組み合わせることは効率が良く、思っている以上の効果を引き出すこともできます。