島で唯一のクラフトビール醸造 アイランドブルワリー
壱岐は小さな島ですが、島内に7つも焼酎蔵があります。壱岐は麦焼酎発祥の地なのです。その壱岐に最近クラフトビールのお店ができました。
(画像=『たびこふれ』より引用)
<ISLAND BREWERY>
昭和59年まで壱岐には焼酎蔵は12蔵もあったそうです。焼酎蔵の後継者でもあった原田 知征さんは「焼酎もいいけど夏にはビールがあった方がいいだろう」と長崎県唯一のクラフトビールの醸造所 ISLAND BREWERYを立上げて2021年3月からビールを作り始めました。
ISLAND BREWERYのコンセプトは「魚に合うビール」。

(画像=『たびこふれ』より引用)
ビールメニューの3本柱がこちら。
- ゴールデンエール:ISLAND BREWERYのフラッグシップビール。柔らかくすっきりとしたライトタイプ
- IPA(インディアンペールエールの略):ホップの苦みと香りを楽しむ通好みの味
- ゆずこうじエール:壱岐のゆずを使ったフレッシュで酸味あるオリジナルビール

(画像=『たびこふれ』より引用)
醸造タンクを前に、原田さんからビール造りのお話を伺いました。

(画像=『たびこふれ』より引用)
壱岐は麦焼酎発祥の地!
壱岐は麦焼酎発祥の地です。朝鮮を経由して大陸から蒸留酒の造り方が伝わったと考えられています。壱岐で造られた麦焼酎の特徴は、大麦由来のさわやかな香りと、甘くまろやかで厚みのある味わいです。大分の麦焼酎は麦こうじで作られますが、壱岐の麦焼酎は米こうじで造られます。米こうじ1:大麦2の割合で作られます。
(画像=『たびこふれ』より引用)
<壱岐の焼酎7蔵>
壱岐はお米も作っていますが、麦焼酎用の大麦も作っています。麦焼酎はふんわりした芋焼酎などに比べると、やや尖った味わいがしますが、壱岐の麦焼酎はとてもまろやかで柔らかい味わいです。