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人の気持ちがわからない人は病気の可能性も?!
人の気持ちがわからない人のメリット
人の気持ちがわからない人は病気の可能性も?!
紹介した様な心理がそのまま当てはまっている相手であれば、相手をするのに困りはしますがまだ対応の仕方もあるというものです。しかし、どんな会話をしても、どんな対応をしても、暖簾に腕押しな反応しか返ってこない人もいます。
その場合、人の気持ちを理解できないというよりも、病気、発達障害の可能性が考えられます。先天性の脳の障害で、他人への共感性が大きく阻害されている高機能自閉症、あるいはアスペルガー症候群かもしれないのです。
これらが原因の場合、当人も人とは何かが違っている、トラブルばかり起こしてしまうと、悩んでいる事もあります。もし違和感があるレベルであれば、当人などへの受診を進めてみましょう。
人の気持ちがわからない人のメリット
人の気持ちを分かる事が出来ないというと、完全な欠点、悪いところと捉えられるでしょう。確かに大方はそういった見方をされますが、それでも実はメリットもいくつかあるのです。
メリット①感情に振り回されない
まず1つ目は、感情に振り回されることが無い点です。他人の気持ちに寄り添わないという事は必ずしも悪い事ばかりではなく、自分自身の感情に振り回される事無く、常に自分のやり方を貫く事が出来るとも言えます。
単に人の気持ちを分かりたくない、知りたくない人は、無駄な時間も省いて効率化をどんどん進めたいと考えている傾向があります。加えて、もしこれから何か将来成し遂げたい事がある場合、そちらを優先しようという考えにシフトします。
つまるところ、周囲の考えに自分の感情を揺さぶられたりといったことが無く、最初から一貫して自分の意思を持ち、ブレずに行動ができる訳です。
メリット②人間関係トラブルに巻き込まれない
2つ目のメリットは、人間関係のいざこざやトラブルに巻き込まれる危険が無い事です。生きていれば人には様々なストレスが降りかかるものですが、人間関係のトラブルは数あるストレスの中でも最も大きいと言われています。
実際、仕事場などでは様々な人との関わりを持ちますから、その分トラブルも起きやすく、人間関係が一番のストレッサーになっているというケースも決して珍しくは無いのです。
ですが、最初から人に興味がない場合、悪口や陰口、妬みなどの他人との悪いいざこざが最初から発生しません。こうしたストレスを回避できるというのは、大きなメリットと言えます。
メリット③ストレスフリー
そして3つ目は、本人はストレスフリーで生きていけているという事です。まず1つ目に挙げたメリットである、感情に振り回されて悪い結果に陥る事は考えにくく、何かやりたい事があった場合にはそれに向かって突き進めます。
また、2つ目のメリットとして挙げた人間関連のトラブルに関わることが無いのも、大きなストレスが自分に降りかかる事が無いゆえに要らぬ心労がかかりません。仕事でもプライベートでも、常に一定の距離を持ち線引きをしているのが功を奏している訳です。
周りからすれば、自分勝手ではた迷惑な人間だと思われているかもしれないですが、当の本人は自分の意見を貫いているために、ストレスの度合いに大きな差があるのです。