人の気持ちがわからない人が、周囲にいた経験はありませんか?他人の気持ちを考えるという事が出来ないために、悪気はないのに周囲に迷惑をかけてしまう事が多いです。今回の記事では、人の気持ちがわからない人の心理、特徴や、そんな人との接し方、改善方法など詳しく解説します。

目次
人の気持ちがわからない人の心理
人の気持ちがわからない人の特徴

人の気持ちがわからない人の心理

人の気持ちがわからない人の心理や特徴は?自己中な性格の改善方法を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

自分の身の回りに、人の気持ちがわからない人がいると、苦労する事も多いでしょう。他人の気を察するという事が出来ないために、様々な迷惑を被ります。まずは、なぜ人の気持ちを分かれないのか、その心理から解説しましょう。

心理①他人に興味がない

人の気持ちがわからない人の心理や特徴は?自己中な性格の改善方法を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

まず1つ目に考えられる心理は、他人に対しての興味がない事です。基本的に、人の気持ちを察する事の出来ない人というのは、他人に対する興味が非常に薄い傾向があり、自分と他人との境界線をしっかりと線引きしています。

無論、他者への興味がない事が絶対的に悪い事ではありません。しかし、実際には会話をしてみると、自分の話は饒舌なのに他の人の話には耳を傾けないなど、他人に対する興味が希薄な事がよく分かります。

これは、他人を嫌っている訳ではありません。嫌っているのならば、また別の対応をしたことでしょう。何も反応を示さないという事は、すなわち興味がないといえます。

心理②自分が一番大事

人の気持ちがわからない人の心理や特徴は?自己中な性格の改善方法を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

2つ目は、自分の事を一番に、最優先に考えている事です。勿論、誰だって自分の事は大事ですし、いざとなれば自分が一番かわいいものです。只、人の気持ちを汲み取れない人は、常に自分優先で物事を考えます。

自分が良ければそれでいい、自分の望む結果や流れでさえあればそれでいいと思っている人は、わざわざ相手や周りにいる人の事など考えたりはしないでしょう。他人よりも、自分の都合や気持ちが優先なのです。

もしかしたら、人の事など優先していたら自分の事がおろそかになってしまうと考えているのかもしれないです。後述する特徴である、自己中心的な印象を受ける人は、おそらくこのタイプでしょう。

心理③何も考えていない

人の気持ちがわからない人の心理や特徴は?自己中な性格の改善方法を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

そして3つ目は、深い考えが何もない事です。基本的に、深く考えたり相手を慮ったりといった事をせずに発言や行動をしていますので、非常に冷たい人物であるという印象を受けがちです。

こうした人が自分の身の回りに居たらどう思うでしょうか?おそらく親密な仲にはなりたいと思わず、距離を取る事でしょう。その為、親しい友人や友達と呼べる人が少なく、他人とは表面上の付き合いまでしかできないケースも多いです。

仮に知人が真剣な悩みや相談などを持ち掛けてきたとしても、全く相手の気持ちなどを考えていませんので、思った事をそのまま口に出します。オブラートに包むなどの気配りもしません。

人の気持ちがわからない人の特徴

人の気持ちがわからない人の心理や特徴は?自己中な性格の改善方法を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

まずは、人の気持ちの分からない人の心理に関してご紹介してきました。基本的には自分の事が最優先で、他人などどうでも良いと思っているのが共通しがちなようです。続いては、そんな人たちの特徴についてです。

特徴①自己中心的

人の気持ちがわからない人の心理や特徴は?自己中な性格の改善方法を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

まずは、自己中心的な行動や発言が目立つことです。心理の中でも紹介した通り、他人の気持ちを察したりといった気の配り方が出来ない人は、常に自分の事を最優先に考え、自分の一番望んでいる結果を欲しがります。

相手の事が大切であれば、自然と相手の立場になって気持ちを察したり、完璧にとまではいかなくとも理解しようとするものです。こうした他人への配慮が、自己中心的な人にできるとは到底思えないでしょう。

個人差はあるとしても、他の人の気持ちなど一々考えたりはしません。したかったことや話したかったことが一番優先されるのです。

特徴②思ったことをすぐ口に出す

人の気持ちがわからない人の心理や特徴は?自己中な性格の改善方法を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

2つ目の特徴は、思った事がそのまますぐに口に出てしまう事です。やはりこの特徴にも、心理の中にあった他人への興味の無さ、そして考えることを何もしていないのが影響していると考えられます。

まだ出会ってあまり年月が経っていなかったり、会話をしたことがない相手であれば、気遣ったりする事は特段珍しくありません。親密で気の知れた仲になったとしても、お互いに気を配るものです。

ところが、相手の気持ちなど考えようともしない人は、思った事をそのまま口に出します。嫌に思うからとオブラートに包んだりせず、ハッキリと思った意見を言うのです。

特徴③単独行動が多い

人の気持ちがわからない人の心理や特徴は?自己中な性格の改善方法を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

3つ目は、単独での行動が多い事が挙げられます。最初から自分一人で行動する方が好きで、その理由も複数人で居るとその分意見も多くて自分の思い通りにできなくなるけれど、単独なら思い通りに行動できるからというのが本音です。

端から単独で行動するのが自分に向いていると分かっていたり、好みであるケースもありますし、そもそも人の気持ちを考えない言動が目に付くために、一緒にいられる友人という存在が皆無であるのも原因と考えられます。

または、他人といることそのものを避けようとする時すらあります。過去にいじめなどの辛い経験をしたというケースもあり、友達という存在自体を面倒に思っているのかもしれないです。

特徴④相手が気にしていることを言う

人の気持ちがわからない人の心理や特徴は?自己中な性格の改善方法を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

相手が気にしている事をそのまま言うのも、特徴の1つに数えられます。通常、相手が何かを気にしているというのであれば、それをさり気なくフォローしたり、話題にしなかったりといった気配りをするものです。そうする事で、相手を余計に傷付けなくて済むからです。

ですが、人の気持ちの分からない人は、そもそもそんな風に相手を思いやったりする事は全くありませんので、普通は言わないであろう相手の気にしている事、コンプレックスなどをそのまま言って、嫌な空気にする場面が容易に想像できます。

特徴⑤想像力がない

人の気持ちがわからない人の心理や特徴は?自己中な性格の改善方法を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

5つ目は、想像力に乏しい事です。他人の気持ちを理解するためには、一定以上の想像力が必要です。完全に理解するのは不可能ですが、過去の経験や相手が体験した場面をイメージする事で、初めて相手の気持ちに寄り添った対応が出来るというものです。

こう言われたら相手はどう思うか、相手の立場に立ったらどう思うだろうか、という想像は、気持ちが理解できない人は最初からしないのです。想像力に乏しいゆえに相手を悪意なく傷つけてしまう事も決して少なくないのです。

そういった人は、単に想像力が欠如しているだけで、優しさは感じられたりリーダーシップを発揮できる事もあります。ですが、やはり人間関係においては要らぬ苦労が多いでしょう。

特徴⑥トラブルメーカー

人の気持ちがわからない人の心理や特徴は?自己中な性格の改善方法を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

集団の中に他人の気持ちが分からない人が一人でも入っていると、トラブルメーカーになる確率が極めて高いといえます。トラブルメーカーというのは、常日頃から問題事ばかり発生させる人の事を指します。

その最大の特徴は、人間関係において常にトラブルを発生させている事でしょう。先に挙げた特徴の中でも、思った事をすぐに言うなど、常識に欠ける言動が目立つために、口論になったり人付き合いが続かないのです。

また、悪口や不満といったマイナスな事も隠さずに言います。ネガティブな発言ばかりしている人が近くに居ても、周りの人は快くなどないでしょう。

特徴⑦わがまま

人の気持ちがわからない人の心理や特徴は?自己中な性格の改善方法を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

やはりというべきか、我儘である事も非常に多いです。そもそも、これまでの特徴で挙げてきた「自己中心的」や「単独行動を好む」「思っている事をすぐに口に出す」などは、全て我儘な人とも言い換える事が出来るでしょう。

自分の望む結果でなければ気に入らない、こういうやり方は嫌だと、常に自分の意見や考えばかりを優先しようとする言動がとても目立ちます。もしその人のわがままを受け入れたら、そのほかの人が妥協をしたり、我慢を強いられます。やはり多くの人に迷惑と不満を与えてしまうのです。