レジ袋の有料化がスタートしてしばらく経ちます。エコバッグを持つのが手間と感じる、食べた後の弁当の容器などを入れておける袋がないといった声がありますが、こうした悩みを簡単に解決してくれる対応術も登場しています。

レジ袋の有料化とは?

レジ袋の有料化は小売業を営む事業者を対象としたもので、プラスチック製袋の過剰な使用を抑制し、環境に配慮していくことが目的です。

2019年12月に有料化実施のガイドラインが発表され、コンビニなどでは来店客への表示やレジ端末での料金登録など、準備が進められてきました。例えば、コンビニ大手のローソンではS、L、弁当用のレジ袋を税込3円で販売しています。

「ハンカチ型エコバッグ」が話題

レジ袋の有料化に伴い、エコバッグの普及が進んでいますが、中には手ぶらで出掛けているときに、わざわざエコバッグを持ち歩くのが面倒という人もいます。そんな人向けのアイデア商品が登場し、話題になっています。

コンビニ大手セブンイレブン2020年1月から販売を開始した「ハンカチ型エコバッグ」がその一例です。ハンカチとしてもエコバッグとしても使えるハイブリッド商品で、普段はハンカチとしてポケットに入れておき、袋として使いたいときは、ポケットから出して広げるとエコバッグになるという優れものです。

レジ袋を「持ち歩く」ことで悩みを解消

コンビニやスーパーなどで弁当を購入するビジネスパーソンは多いと思いますが、レジ袋がないと食後のゴミ捨てに不便さを感じるかもしれません。エコバッグに食べ終わった弁当の容器を入れてしまうと、エコバッグ自体が汚れてしまう可能性が出てきます。使い捨てのレジ袋であれば空の容器を中に入れ、あとで袋ごと捨てれば良かったのですが、何度も使うエコバッグではそうした使い方はできません。

対応策として、プラスチック袋を持ち歩くという方法があります。自宅などにたまったレジ袋や小売店以外でもらったプラスチック袋を有効活用できます。最近はレジ袋をコンパクトに収納できるおしゃれなグッズも続々と商品化されています。むき出しのレジ袋を持ち歩くことに抵抗感を覚える人や小物にこだわりたい人は、自分好みの収納ケースを探してみるのもいいかもしれません。

新しい制度から生まれるビジネスチャンスとアイデア

国の新しい制度が始まると、それをビジネスチャンスにしようという企業が登場するほか、その制度に合わせて普段の生活を少し工夫しよう、という人も出てきます。今回紹介した2つの例は、まさにその典型例といえるのではないでしょうか。

文・MONEY TIMES編集部

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