2位:ロスチャイルド家(ヨーロッパ財閥)/推定資産3,500億~2兆ドル(約37兆4,900億~214兆2,700億円)

約200年にわたり世界経済と政治に多大なる影響を与えてきた、世界最強の銀行系財閥ロスチャイルド家。マイアー・ロスチャイルドがドイツの宮廷国際銀行家として築いた富と名声は、世代を超えて欧州各地でさらなる繁栄を一族にもたらしています。

1位:サウード家(サウジアラビア王家)/推定資産1.4兆ドル(約150兆 420億円)

世界第2の石油大国であるサウジアラビアを支配するサウード家は、オイルマネーや不動産、投資などを収入源にしているほか、「天文学的数字」の王室助成金を受けとっており、その経済的影響は国家の年間予算の40%を上回るといわれています。

真の大富豪が明るみに出ない理由

こうした未公表の資産は「ダークウェルス(Dark Wealth)」と呼ばれます。大富豪がこれらの資産を明るみにしない理由は「自分の資産を世間にさらすことで、必要以上に注目を浴びたくない」、あるいは「公表することで、トラブルに巻き込まれる可能性が高い」などさまざまです。

真の大富豪がもつ富はタックスヘイブン(租税回避地)や海外の銀行の秘密口座の利用などにより、世界中に分散されているといわれています。しかし近年は租税回避行為や資産隠しへの国際的な圧力が高まっていることから、真の大富豪にとっては「ダークウェルス」の所有が難しい時代になりつつあるのかもしれません。

文・MONEY TIMES編集部

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