「見た目が性的すぎる」として炎上し、公認撤回されたことで話題となった三重県志摩市の海女萌えキャラクター「碧志摩メグ」。そんな「碧志摩メグ」のモータースポーツの世界への本格参入が発表。あわせて「碧志摩メグ」の“痛バイク”が公開されました。
「碧志摩メグ」は三重県出身の元鈴鹿8耐レーサーでHAMAGUCHI Racing Teamの代表でもある浜口喜博さんの呼びかけで、日本の漫画・アニメなどのオタク文化を通じ、志摩市の観光PRをすることを目的として生まれたキャラクター。
2015年におきた冒頭の炎上騒動直後は活動自粛気味だったものの、地道な活動を続け2016年10月には「萌えキャラグランプリ2016」のご当地キャラ部門で全国2位を受賞。クラウドファンディングを活用し、アニメ化やラッピングバスなどの様々なプロジェクトに挑戦。逆境を乗り越えて頑張り続けるキャラクターとして、人気を集めています。
そんな「碧志摩メグ」のモータースポーツ本格参入は、HAMAGUCHI Racing Teamと株式会社サンセルモの共同企画。オタク文化とモータースポーツを合わせることで世界的な影響力を発揮していくことを目的としています。
まずは浜口さんが「JD-STER ドラッグレース」に「碧志摩メグ」がデザインされたレーシングマシンとともに参戦。YAMAHA YZF-R1 オリジナルマシンに「碧志摩メグ」が描かれた“痛バイク”が茨城県のJARI 城里テストセンターに登場します。
また2022年のロードレース全日本選手権へのTEAM参戦を目標に準備を開始。浜口さんの夢である「鈴鹿8耐で萌えキャラクターのマシンで優勝したい!」の実現に向けて動いているそうです。
さらに「碧志摩メグ」が夢に向かって頑張っているアスリートを応援する企画「MEGU Racing」も発足。全日本モトクロス選手権IA1クラスに参戦する三重県出身のプロモトクロスライダー・小島庸平選手の応援をスタート。今後も各界のアスリートを応援していく予定です。
情報提供:有限会社MARIBON
文・和田一花/提供元・おたくま経済新聞
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