「eビターラ」には、用途やライフスタイルに合わせて選べる2種類のバッテリー容量が設定されています。
標準グレード(X/2WD)には49kWhのバッテリーが搭載され、一充電走行可能距離がWLTCモードで約433km。上位グレード(Z/2WD)では61kWhのバッテリーが搭載され、一充電走行可能距離がWLTCモードで約520kmと、日常使いから長距離ドライブまで安心できる航続距離を確保しています。
さらに4WDモデルでも約472kmを実現しており、アウトドアや降雪地帯での使用も視野に入ります。
価格は、Xが399万3,000円、Zが2WDモデルが448万8,000円、4WDモデルが492万8,000円(いずれも税込)。いずれもクリーンエネルギー自動車導入促進補助金の対象となり、補助交付金額は全グレード共通で上限の87万円。実質的には300万円台前半から購入可能となり、電動SUVとしては競争力のある価格帯に収まっています。
スズキは、顧客の声を反映させた「高すぎない価格帯」を重視し、補助金や維持コストを含めた“現実的な選択肢”として訴求。発表会でも「目標販売台数の明言こそ控えたが、確かな手応えを感じている」と自信を示しました。
ビジネス
15時間前
スズキ新型バッテリーEV車「eビターラ/eVITARA」を発表 2026年1月16日に日本発売
安全装備と先進機能
「eビターラ」にも、スズキの最新安全技術「スズキ セーフティ サポート」がしっかりと搭載されています。
衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制機能、車線逸脱警報、自動ハイビームなどを備えており、経済産業省や国土交通省などが普及を推進している「サポカーS ワイド」に該当。ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)の認定も取得しています。日常の運転から万一の場面まで、幅広くドライバーを支援します。
運転支援だけでなく、EVならではの新機能も充実しています。アクセルペダル操作だけで加減速が可能な 「イージードライブペダル」 を採用し、街乗りでのストップ&ゴーをよりスムーズに。さらに、NORMAL/ECO/SPORTの3つのドライブモードを備え、走行シーンや好みに応じたフィーリングを選べるのも特徴です。
室内では、メーターとセンターディスプレイを同一平面に配置した 「インテグレーテッドディスプレイシステム」 を採用。加えて、アンビエントライトや質感にこだわったインテリアトリムが、先進感と落ち着きを両立させています。
発表会現場の印象と経営陣コメント

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