世界の大部分は、今やコンピュータなしではうまく機能しません。
そのためコンピュータ世界の秩序を乱す「コンピュータウイルス」は、これまでにも増して驚異的な存在となっています。
コンピュータウイルスは、物理的な破壊活動よりもはるかに大きな損害を瞬時に与えることさえできるのです。
ここでは、これまでに多くの人々や企業に損害を与えてきた「最悪なコンピュータウイルス」を5つご紹介します。
目次
- サッサー(Sasser)
- コードレッド(Code Red)
- ゲームオーバーゼウス(Gameover ZeuS)
- ラブレター(LOVELETTER)
- マイドゥーム(Mydoom)
サッサー(Sasser)

サッサーは2004年に作成されたコンピュータウイルスです。
Windows XP、2000の脆弱性をついたウイルスであり、インターネットに接続するだけで感染するようプログラムされていました。
「特定のファイルをクリックする」などのユーザーの操作なしで感染するため、世界中に広がりました。
実際、何百万ものデバイスがウイルスに感染したようです。
サッサーはファイル削除などの破壊活動は行いませんが、感染したコンピュータがクラッシュするまでシステムリソースを消費。速度を低下させ、プラグを抜かないとマシンを再起動することさえ困難にさせました。
そして政府機関、航空会社など多くの組織に損害を与えました。
ちなみに、サッサーを開発したのは当時17歳だった少年であり、有罪判決が下りましたが、未成年ゆえ実刑は免れたようです。
コードレッド(Code Red)

コードレッドは2001年に発見されたコンピュータウイルスです。
マイクロソフトのWebサーバーサービス「IIS」の脆弱性をついたものであり、プログラム・ファイルをもたない「ファイルレス」のウイルスでした。