フォールスピード約3.3秒/m。センターバランス設計のベーシックモデルで、安定した飛距離、キレのあるダートアクション、素早いフォールへの移行が特徴です。

風や潮流の影響を受けやすい場面でも使いやすく、効率よく広範囲を探るのに適しています。朝マヅメの回遊狙いや、潮の効いたエリアに最適です。

状況別の使い分けポイント
釣行時には、潮の流れ、風向き、水温、水深、イカの活性など、状況が刻々と変化していきます。それぞれのエギの強みを理解しておくと、迷わずに選択ができ、釣果へとつながります。

シャロー×サイト系
→キャスト喰わせスロー3.0号が有効。EQなどで反応が得られなかった低活性のイカにも、長めのステイで視覚的に訴えることで抱かせることができます。場所移動の直前にフォローで入れるのも効果的です。

潮流のある水道・ディープエリア・風の強い状況
→EQ3.0号でテンポよく広範囲をサーチ。フォールも安定しており、風にも強く、回遊系のイカを効率よく拾えます。
シャロー×ストラクチャー周り
→ダートマスターSSが活躍。アピール力のあるダートと、根掛かりしにくいスローフォール設計で、岩礁帯でも丁寧に誘うことが可能です。

実釣データと釣果の変化
今回の天草釣行では、朝マヅメからスタートし、潮の流れや時間帯に応じてエギをローテーションしました。

日中、活性が落ちたタイミング
沖の潮目周辺に数杯のアオリイカが回遊しているのを発見。キャスト喰わせスロー3.0号を表層近くまでしゃくり、サイトフィッシングでキャッチ。カラーをローテーションしながら、同エリアで連発してくれました。