
ステップアップ移籍が注目され、2025年夏の移籍市場で大きな話題を呼んだ日本代表MF堂安律。ブンデスリーガ(ドイツ1部)の名門アイントラハト・フランクフルトへの加入が決まり、同クラブでプレーする6人目の日本代表選手となった。
近年のフランクフルトは、UEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝や国内カップ戦制覇など、国際舞台で確かな存在感を示してきた。ブンデスリーガの中でも強豪として地位を固めつつあるこのクラブでプレーすること自体が、多くの選手にとって大きな挑戦となってきた。
その歴史の中には複数の日本代表選手が名を連ね、サポーターに鮮烈な印象を残している。ここでは、これまでフランクフルトのユニフォームに袖を通した“サムライブルー”たちの足跡を振り返ってみたい。(2025年8月25日時点)

堂安律(2025年~)
- ポジション:MF
- フランクフルトでのリーグ選出場:2試合(0ゴール)
堂安はこれまで、ブンデスリーガのアルミニア・ビーレフェルト(2020-2021)とフライブルク(2022-2025)でプレーし、その才能を存分に示してきた。独特の小刻みなドリブル、スキルフルな足さばきと強烈なシュートは、常に対戦相手の守備陣を苦しめてきた。
堂安のブンデスリーガ通算成績は27ゴール21アシスト。昨2024/25シーズンにはキャリア最多となる10ゴール7アシストを記録し、フライブルクをUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得まであと一歩に導いた。
今2025/26シーズン、フランクフルトはCL出場権を手にしており、堂安はついにヨーロッパ最高峰の舞台でその実力を発揮するチャンスを掴んだ。

鎌田大地(2017-2023)
- ポジション:MF
- フランクフルトでのリーグ選出場:127試合(20ゴール)