ちょうど欧米のリベラル系政権が積極的に世界に拡散させるビジネスとしてこの再エネを拡大させようと力を入れていた時期でもありました。
さて、ちょっと話を横道に逸らします。
植物は太陽光で光合成を行い、自分の葉を増やし、枝を増やし、種子などを残し、要するに太陽光の力で自分で自分を作り増やすことができます。
ですがそれとて太陽の地球への入射角によっても生産できるエネルギーの差が生まれますし、夜間は当然光合成できません。
日照不足となればたいていの植物は十分に育たず枯れてしまいます。
また、人間のような動物が光合成だけで生きていけるかというと不可能です。
使用するエネルギー量があまりに違いすぎて光合成だけではとても賄えないからです。
ですので植物は歩き回る事ができません。
仮の話ですが、もし歩き回れるだけのエネルギーをも光合成で得られるのならと考えてみたらどうでしょう。
植物はより光合成に有利な場所へ移動したり戻ったりを繰り返すのではないでしょうか?
あまり根っこを張らなくて済むように自分で土を掘ってより栄養のある土を求めるかもしれません。
植物の葉だって上から来た雨という水を受け流し、かつ光合成を行う機関を効率的に展開するために計算されたものです。
光合成で無駄なく自分で自分を増やしていくために本当によく出来ていると思います。
では太陽光パネルはどうでしょうか?
エネルギーペイバックタイムという数字があります。
発電設備の製造から設備の解体までの消費エネルギーをどの程度の期間で回収できるかというものです。
理論上では太陽光パネルは3年程度という建前になっています。これを根拠に太陽光パネルはCO2を積極的に削減する。などと国連でも強弁している状態です。
気象庁から大気中二酸化炭素の世界平均濃度の経年変化の図をお借りしました。
欧米、日本でもメガソーラーブームを作って来たのに直近15年くらいもまったくCO2濃度上昇が衰える気配は全くありません。