釧路湿原周辺のメガソーラー建設を巡っては、周辺が平坦で日照量が多いことから、太陽光パネルの設置が相次いでいるが、ラムサール条約登録湿地の釧路湿原の環境を破壊する恐れがあるとして懸念の声が上がっている。 (2025/8/20 産経新聞)
以前よりXで、猛禽類医学研究所 齊藤慶輔@raptor_biomed のアカウントが釧路湿原を埋め立てて台無しにしているメガソーラー建設の件を繰り返し発信し続けていました。
これでメガソーラーによる大規模な自然破壊・貴重な遺産が破壊される事が知られていって今回のような記事なった形です。
今回は釧路湿原という貴重な自然の遺産という事情から問題となった形ですが、日本全国で今もなおメガソーラーによる大規模な自然破壊が展開されています。
特に日本では山林や原野を切り開く大規模な自然破壊を行った上でメガソーラーを無責任に設置するため山の保水力を失わせ、また大規模な崩落などによる更なる環境破壊も発生しています。
たとえば鹿児島では
【メガソーラー造成中に土砂崩れ 森林開発のリスク、行政の制度の「問題点」とは? 鹿児島】 (2022/8/18 MBC)
造成中に土砂崩れを起こし、
その後も大雨で土砂崩れを起こして調整池を汚染し、さらに先日の九州の大雨でも再び土砂崩れを起こして調整池を埋めてしまった。
とんでもない迷惑なメガソーラーまであります。
民主党政権の時に菅直人と孫正義が組んで進めたのが再エネ利権法と呼ぶべき買い取り制度、FIT制度です。
太陽光パネルの電力を異常な高価格で買い取って国民に負担を押しつけるFITの買い取り価格を枝野幸男が1kw/42円買取などというとんでもない高価格に設定したこと、
また無責任に野放図に設置できるように太陽光パネル設備は建築物扱いしないなどのスーパー特例も担保したこと、
これらによって大規模な自然破壊を前提としたメガソーラー設置が全国で行われるようになりました。