魚釣りにおける楽しみの1つが、記念や証明としての写真や動画の撮影です。ですが、単独のカヤックフィッシングでは、どうしてもワンパターンな一人称のアングルになりがち。長いアームなどを利用しても限度がありますからね。

カヤック乗り同士で撮影しあうことができれば、1人では不可能な構図の素敵な写真や動画が撮れます。記録級のメモリアルフィッシュが釣れた際に、自分が魚を誇らしげに抱えている写真を残せたら最高ですよね。

足漕ぎ「ホビーカヤック」3艇でのグループ釣行が楽しすぎた! オオモンハタにアカハタ連発!仲間がいれば写真を撮ってもらえる(提供:TSURINEWSライター・福永正博)

情報の共有やアドバイス

同じ場所から出艇しても、各人で狙うポイントや水深、ルアー・仕掛けは異なります。グループ釣行ならば、手分けして魚を釣るヒントを探し、情報を共有することで全員の釣果をアップさせることができます。

全員で固まってワイワイ釣るのも楽しいですが、釣果アップを狙うならある程度離れて釣るのも良策でしょう。「オレが釣った!」という魚も良いですが、チームワークで釣り上げた魚もきっと心に残りますよ。

足漕ぎ「ホビーカヤック」3艇でのグループ釣行が楽しすぎた! オオモンハタにアカハタ連発!各自の判断でヒットポイントを探る(提供:TSURINEWSライター・福永正博)

もしもの時にも安心

万が一トラブルが起きた時のことを考えると、助けてくれる仲間がいた方が100倍安心です。足漕ぎカヤックの場合、ドライブ(駆動装置)が不具合を起こしてもパドルを使って帰還できますが、悪いことが重なって想定外の事態が発生することもあり得ますからね。

カヤックに乗る際には、長めのロープを1本積んでおくことを強く推奨します。たとえ100円のロープでも、人命救助に役立つことがありますよ。

体験の共有

「苦労も感動も共有でき、共通の思い出として記憶に残る」、これこそがグループ釣行のもっとも大きなメリットかもしれません。たとえ写真に残っていなくても、「あの時は〇〇だったよね」と振り返ることができる仲間がいるのは、とっても素敵なことです。

使用したホビーカヤック紹介