ラインテンションを抜いていると全く感知できないので、ルアーを落とすときはテンションフォールを心がけるようにしたい。それでも明確なアタリとはいえないので、ラインの動きや手感度には常に集中しておこう。
根魚特有のやり取りに注意
ハタとカサゴの共通点として、ヒット後は根に潜ろうとすることが挙げられる。ヒットしたら有無をいわせず、ロッドの弾力をフルに生かして一気に巻き上げるようにしたい。

そのためアジングやメバリングよりも、ドラグ設定ははるかに強めだ。ガチガチに締めるまではいかないが、ヒットした瞬間にジージー鳴るような設定は避けたい。
タモが必要な魚はよほどヒットすることはないと思うが、クロダイやシーバスがヒットすることもあるから、邪魔でなければ1本タモを携帯しておくのもありだ。
資源保護に協力を
ライトソルトはそのゲーム性を楽しむことに重きを置いている…と考えているが、釣れる魚はおいしいものが多い。ハタ類がメインなのだから当然といえば当然だが、やはり小型が多い。自分でキープサイズを決めておき、それ以下は全てリリースするなど、資源保護に協力してほしい。
もちろんアフターフィッシングで、釣った魚を食べるのも釣りの楽しみのひとつ。無節操に持ち帰るのではなく、自分の中でルールを決めて釣りも食も楽しんでいただければ……と思う。

暑さ対策は必須
今年は猛暑の訪れが早かった。すでに毎日のようにニュースでは、熱中症に警戒…と繰り返し流れている。この釣りにおいても同じ。暑さ対策は万全にして楽しんでほしい。
帽子や偏光グラスの着用はもちろんのこと、ランガンでも飲料は必ず携帯するようにして水分補給、塩分補給は欠かさないようにしたい。そして少しでも体に異変を感じたら、すぐに釣りをやめて涼しい所で休むようにしよう。
