核兵器を保有する論議が出てきたが・・・・
参政党の候補が選挙期間中に「核兵器はコストが安い」とアホ発言し、なにもしらない無知の支持者がそうだ、そうだと言っておりますが、本日は
議論するだけ時間の無駄だから
という話をしたいと思います。
憲法改正の発議は、衆議院と参議院の両院でそれぞれ行われ、各議院の総議員の3分の2以上の賛成が必要です。 国民投票: 国会が発議した憲法改正案は、国民投票に付され、有効投票の過半数の賛成を得る必要があります。
同様に「憲法改正も物理的に絶対できないから」という話はいつもしております。国会の2/3の賛成まではナチスみたいな独裁政権ができたら可能かもしれませんが、国民投票で過半数は絶対無理です。
わたしも憲法改正はできるならした方がよい派ですが、改正賛成が4割いないのに国民投票すれば、どちらとも言えないという層が不安で「いましなくてもいいんじゃない?」に回るので間違いなく廃案になります。
大阪都構想の時の事前の調査は 2020年(11月1日投票) ABCテレビ×JX通信社(10/30–31実施・未定者除く):賛成 49.2%、反対 50.8%。 朝日新聞×朝日放送(10/24–25):賛成 39%、反対 41%(未定者含む設問)
2015年(5月17日投票) 共同通信(投票1週間前):賛成 39.5%、反対 47.8%。 読売新聞(同):賛成 38%、反対 50%。 朝日新聞(同):賛成 33%、反対 43%。
と、憲法改正と似たような感じですがすべてダメでした。最低でも過半数は超えないと却下になります。
まず技術とおカネ:濃縮→小型化→弾道化は年単位×兆円単位の沼結論から言うと、技術・法制度・国際関係・経済の全部盛りでコスパ最悪なので、現実路線としては成立しません。理由はシンプルに3つあります。一つ目がコレです
なにもしらない人は、核兵器なんてすぐ開発できるとでまかせをいいますが、実際はこんな感じです。