釣りが出来そうな場所を探して、本流沿いを走りながら九尾ダム下へと向かったのだが、川には数多くの観光客、そして道路脇には車だらけ。
さらに、「少々川に降りるのはコツがいりそうだ」という区画まで来ると、今度は数多くのアユ釣り師、アマゴ釣り師が一定のスペースで入渓しており、入る場所が全く無い。結局片道20km以上を走ったにもかかわらず、徒労に終わってしまった。
洞川へとUターン
入る場所がありそうなのはやはり元居た洞川か、源流部か……というレベル。という事で仕方なく来た道をそのまま戻り、再度洞川へ。橋を抜けてすぐの場所から再入渓し、少し釣り下ってみたのだが、川で泳ぐ人があちこちにいたので断念。こればかりは仕方がない……。
斜面を下った先に良型が!
観光客が入らなそうな場所を求めてしばし上流へと車を走らせると、洞川は意外なことにアングラーと思しき車が殆ど無い。これならなんとかなりそうなので、降りられそうな場所を探していると、険しいもののなんとかなりそうな斜面を発見した。
安全面に留意しながら丁寧に降りてみると……なんとここにもアングラーの入渓後が。やはり考える事はみな同じのようだ。それでも雰囲気が大変良かったので、落ち込みやヨレを巻き返しから丁寧に攻めると、まずはよく太った23.5cmが顔を出してくれた。

さらに、畳2畳ほどの落ち込みを発見したので、流れの脇に仕掛けを投入。白泡のラインに沿って流しながら底流れへと仕掛けを入れると、目印をグンと引き込むアタリが出て、やや痩せているものの22cmの良型がヒット!
苦労して降りたかいがあるという物だ。やはり溶存酸素量が多い場所には良型が潜んでいるように思う。

その後もパラパラと追加することが出来たのだが、昼を過ぎると(避暑地とはいえ)すさまじい暑さ。強烈な日差しにも耐えかねて、13時過ぎに納竿とした。