メバルは中層に浮くことが多い。日中でも浮いていることが多く、中層での誘いがメインになる。専門に狙うなら岸壁ワインドに絞らず、他のリグも用意し、ルアーサイズは下げ、ラインは細くした方が食いは良い。
アオハタ、マハタ、子クエなど
狙って釣るのが難しいレア魚だが、年や場所によっては連発することもある。いずれもボトムでのヒットがほとんどで、釣れたらラッキー的なターゲットである。

アイナメ
アイナメについては、筆者の釣行するエリアではヒットしたことがないため未知数だが、習性から岸壁ワインドは効果的だと考えている。東北や北海道ではメインターゲットになる魚種だと思う。
2日間で30匹以上キャッチ
7月5日と6日の2日間、和歌山県南部と三重県南部で実釣をしてきた。結果から言うと、25cmまでのオオモンハタ、アカハタ、子クエ、ガシラなどを2日間でトータル30匹以上キャッチできた。
所見として、和歌山県南部も三重県南部も以前よりアングラーが増え、難しくなった印象だったが、歩いて広範囲を回り、比較的アクセスしにくく、一見ショボく見落としそうなポイントではコンスタントにヒットが得られ、数を稼げた。
両エリアとも共通していたのは、人の多い駐車しやすい場所や漁港の「いかにも」といったポイントでは反応が薄かったことだ。

釣行の注意
今回、子クエが釣れたのはラッキーだったが、サイズも20〜25cmと小型だったため、大きくなってからの再会を期待してリリースした。
ロックフィッシュは全般的に美味しい魚ばかりだが、資源保護の観点から、キーパーサイズとリミットを設けて楽しんでほしい。釣れるからと過剰にキープするのは資源枯渇につながる。ロックフィッシュは成長が遅いため、注意が必要だ。
夏の暑い季節の注意点としては、人間側は水分補給など熱中症対策をしっかりと取って釣行してほしい。また、釣った魚の写真撮影時の注意点として、日中のコンクリートやアスファルトは鉄板並みに熱くなる。置き写真撮影時は日陰で草の上や水で濡れている場所など、魚に配慮した撮影を心がけてほしい。