足元に落とす釣りなので、ラインの出し入れがしやすいベイトタックルが使いやすい。スピニングタックルでもできるが、フォール中のアタリが取りづらく、ロックフィッシュ狙いでは根に入られやすいのが難点だ。
ラインについてはPEの方が感度が良く、伸びがないため根掛かりを外しやすいというメリットがあるが、根ズレには弱いため注意が必要。慣れないうちはフロロ12ポンド以上の直結が根ズレによるブレイクを防ぎやすいため、初心者にはおすすめだ。
PEかフロロかは一長一短あり、好みも分かれるため、まずはお手持ちのタックルで試してみるといい。目安としてPEなら1号以上、フロロなら8ポンド以上を推奨する。

ルアー
使用ルアーはDD8 2.5インチをメインに、2インチを使い分ける。2.5インチにはDDヘッド25、6gと10gを水深と潮流、魚の反応で使い分ける。以前は尺ヘッドDタイプ7gと10gも使い分けていたが、現在は生産中止になってしまった。
対象魚が小さい場合やアタリがあっても乗らない場合には、2インチを使い、3〜5gのジグヘッドを投入する。カラーはナチュラル系のカタクチイワシカラーをメインに、ベイトがエビの時はボトムベイト、スレた時はクリア系のUVクリスマスに変えてみる。
ローライト時や濁りがある時、水深が深い場所ではUVホワイトグローやUVチャートグローも使用する。

狙うポイント
狙い目となるポイントは、漁港周りの防波堤や港湾部の岸壁、沖堤、釣り公園にある桟橋など、さまざまな場所で楽しめる。できるだけ水深のあるポイントが良いが、浅くても魚はいるため、まずは探ってみるといい。先入観を持たず探ることで、穴場を発見できることもある。
