何を信仰していたで、死後が変わる?
** Maaya ** :この2つの例は、先祖霊が子孫の死期を知らせてきた例ですが、次にお話しするのは亡くなった霊がすぐに現れた例です。ある日、また左の首と肩が張ってきたんです。「あれ?」って思ったら、親戚が飼っている犬でした。すると電話があり、親戚が「犬が亡くなった。仏式の葬式をした」と言うじゃないですか。「ああ、会いに来てくれたんだな」って思って、犬の霊といろいろ話しました。「いつまでそこ(この世とあの世の狭間)にいるの?」と聞くと「1ヶ月半」と言うんです、わかります? 1ヶ月半とは、「49日」です。犬も自分に近い人間が信じているワールドや、葬式のワールドに染まっていくんですよ。海外のワンちゃんだったら、「49日」もとどまらないんだろうなあって思いましたね。
** Shin ** :「三途の川」も日本だけですよね? 私の母は昔、歯医者で注射を打った時に意識不明になって、その時に三途の川みたいなところを渡ろうとしたら、親戚が「帰れ」って言ったと言うんです。これらは生前に何を信仰しているかが形になるということなんでしょうね。マリア様が出てくる人は日本人では少ないと思うんです。
** Maaya ** :良いにしろ悪いにしろ、小さい頃から属している世界の影響が大きいんです。朝起きた瞬間、身体が異常に重たく、なかなか起き上がれなかった日があったんです。しばらくして家の玄関ドアを開けたら、目の前に霊柩車が停まっていて、お嫁さんがお祖父さんの遺影を持っていて、その「お祖父さん」と目が合っちゃったんです。私はすぐに「ああ、私の身体を重くさせていたのは、あなたでしたか!」と話しかけました。すると彼が「遺産相続のことで子供たちに言いたいことがあるから、代わりに言ってほしい」って言うんです。もちろんお断りしました。全くの他人事に口出すわけにはいきませんから、笑。
** Shin ** :余談ですが、僕たちがセッションで霊体を外す=魔を滅する時には「刃物」を使います。霊体が怖がるんですよ、刃物を。生きていた時の記憶が、情報が残っているのかもしれませんね。これは僕の仮説ですが、アメリカの霊体は、刃物じゃなくて銃を怖がるのかもしれません。属していたコミュニティによって怖いものが違うんじゃないかって考えています。なので、僕はお守り代わりに「ナイフ」を持ち歩いています。もちろん小さい合法的なものですよ、笑。飛行機に乗る時はほぼ取り上げられますが、笑。