暑さや寒さ、睡眠不足に疲労など、集中力が切れてくるとアワセのタイミングがズレたり、不意の良型に対処できない事が多い。釣りの前日はしっかりと睡眠をとり、無理のない釣行計画を立て、自身の集中力がきちんと保てるようにしておこう。これからの時期は熱中症対策も重要だ。

アワセを徹底的に勉強

釣りは魚の口に針を掛けなければどうしようもない。釣りにおいて最も重要なのはアワセ方とタイミングだと著者は考えている。即アワセなのか遅アワセなのか、はたまた独特のタイミングがある魚なのか。名手の実釣動画や、当TSURINEWSの記事を読んで、しっかりと勉強してみてほしい。

釣りで【バラシ】が発生する理由を5つの視点から徹底考察! 対応策も紹介口に掛けるテクニックが重要(提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

新しい釣具を使用

新品の針は鋭利だし、新品のラインは強度充分。使い古した仕掛けではリスクが増すだけなので、極力新しい仕掛けで挑みたいところだ。

バラした後に問われる腕

これだけ対策をしてもバラしてしまうこともあるだろう。「その後」の動きにもフォーカスしてみたい。

タックルチェック

まずはラインの傷、針の鈍り具合など、使用しているタックルを細かにチェックすること。そうでなければ、また悲劇が繰り返されてしまうからだ。順調に釣れている時はこういったチェックを怠りがちだが、バラしやすい大物はそんな時にこそヒットするもの。備えあれば患いなしと言えるだろう。

撒き餌を撒く

アジやグレ(メジナ)等、群れで動いている魚はバラした事により魚が散ってしまう事も多い。そんな時に素早く撒き餌を撒くことで、群れをある程度その場に留まらせることが可能だ。

バラした直後に冷静に撒き餌を撒くというのは中々に難しいが、名手は仮にバラしたとしても素早く撒き餌を撒き、次にヒットする大物を「確実に」手中に収めるものだ。

場所を変える

撒き餌をせずに釣る釣りで、対象魚の警戒心が高い場合、一度バラしてしまうとその周辺全てがダメになる事がある。特に渓流釣りではこの傾向が顕著だ。素早く切り替えて次の場所へ移動する方が、良い結果を得やすい。

同じ場所を狙う