対象魚や釣り方に合わせたラインセレクトと、こまめなラインチェックが重要と考える。
3. エサにまつわる理由
食いが渋く食い込みが浅かった、エサの付け方が悪かった、捕食するタイミングを読み切れずに掛かりどころが悪かった……等が該当する。ラインや針とも関係があるが、エサの種類や魚の活性によって付け方を工夫すれば防ぐことが出来たかもしれない内容だ。
4. アワセによるもの
最も多いのは、魚のアタリに気付くことができずきちんとフッキングしていなかった、という事例ではないだろうか。要はアワセのタイミングが悪かったという事だ。
エサや対象となる魚の種類によってアワセのタイミングが違う事を追記しておきたいし、口が柔らかい魚の場合はアワセを入れた瞬間に魚の口が切れてしまう「口切れ」もケアしたいところだ。

5. タックル関係
時に、ロッドが想定外の大物の引きに耐えられなかった、リールのドラグ性能を超えて対処が出来なかった……なんていう事もある。不意にヒットするゲスト/大物に備えておくというのは大変難しいので、これが一番どうしようもない理由かもしれない。
勿論、そういった巨大魚が掛かる可能性がある釣り場・釣り方を選択する際に、頭の片隅に置いておくだけで獲れる可能性が僅かながら増す事も追記しておきたい。

悲劇を回避するために!
では、極力魚をバラさないようにするために必要な事は何なのか。順にみていこう。
対象魚に合わせたタックル
自身が釣りたい魚をきちんと絞り、その魚の生態やサイズに合わせたタックルで挑むのが最も良い方法だ。特にラインブレイクに関しては想定外の大物を除いて防ぐことが出来るし、使用する針やエサについてもきちんとマッチさせているために失敗が少ないと言える。
