また、自然の火災で部分的に石が溶けたという説もありますが、それも科学的に立証できないそうです。
第3位 ギザの大ピラミッド

「ギザの大ピラミッド」は、どうやって作ったのか分からない遺物として、最も一般認知度が高いものかもしれません。
古代エジプトの第4王朝(紀元前2500年頃)を統治したファラオ・クフ王の墓です。
ピラミッドは数百万個の巨石のブロックでできており、石1個の重さは数十トンから数百トンにもなります。
古代エジプト人がこれらの石をどのように動かし、形を整え、積み上げたのかは、今もって完全には解明されていません。
それでも多くの専門家たちが、当時の技術で可能な建設法を提唱しています。
その中でも有力なピラミッドの作り方を、以下で紹介しています。
ピラミッドの謎をミニチュアで再現して解明しようとした男性
第2位 ダマスカス鋼

「ダマスカス鋼(こう)」は、紀元前6世紀の南インドで開発された「るつぼ鋼」の別称です。
その後、1000年以上の歴史を持ち、中世の中東世界でも使われています。
表面の木目状の模様が最大の特徴であり、硬度と刃の鋭利さに定評がありました。
木目模様は、「るつぼ」による製鋼に生じる内部結晶作用に起因するとされています。
古代世界では広く普及していたにもかかわらず、その製法はすでに失われてしまいました。
理由としては、製法の機密性や必要な鉱石の調達が困難になったことなど、様々な説が挙げられています。
現在も専門家や刀鍛冶たちが再現を試み、ある程度の成功を収めていますが、まだ完全なものとは言えません。
第1位 ストラディバリウス
