釣りが得意な飼育スタッフのプロフィールや直近の釣果などが書いてあって、待ち時間の間に読むことができました。手書きのボードは飼育スタッフさんの個性を感じられるので、ついつい読んでしまいますね。

タツノオトシゴに巻かれてみた ゼロ距離水族館『伊勢シーパラダイス』の魅力とは?飼育スタッフさんの直近の釣果ボード(撮影:秋津)

ふわもち感触のタツノオトシゴ

順番がきて、いざ体験へ。

飼育スタッフのお兄さんいわく、水槽に沈めた手に巻きつくことでエサをもらえるとタツノオトシゴたちは知っているそう。

「日本全国でもここだけですよ!」と力強く教えてくださり、ほっこりしました(笑)

タツノオトシゴに巻かれてみた ゼロ距離水族館『伊勢シーパラダイス』の魅力とは?人になついているタツノオトシゴ(撮影:秋津)

指を広げて待っていると、お互いが絡み合ってダンゴ状態になったタツノオトシゴたちがやってきます。

上手く巻きついてくれるかな? と心配していましたが、徐々に指に巻きついてくれました。

タツノオトシゴに巻かれてみた ゼロ距離水族館『伊勢シーパラダイス』の魅力とは?ふんわりもっちりな感触(撮影:秋津)

タツノオトシゴたちの体はすこし硬いのかと思っていましたが、触ってみるとふんわり、もっちりといった感触。指の間をゆらゆらしている姿がとてもかわいいです。

夢中になっているうちに、タツノオトシゴたちとお別れの時間になってしまいました。短い間でしたが、とても貴重な旅の思い出です。

伊勢シーパラダイスは、タツノオトシゴの飼育種数が日本一。さまざまなタツノオトシゴを見比べられるのも注目のポイントです。

「タツノオトシゴ巻き付きふれあい体験」限定の特別缶バッジもあるので、ぜひゲットしてみてください。

生き物とゼロ距離体験

時間の都合上、全てのふれあいイベントを体験することはできませんでしたが、紹介した以外にも「ツメナシカワウソと握手」や「手乗りトビハゼふれあい体験」など、伊勢シーパラダイスならではのプログラムが多く、大満足でした。

ゼロ距離で生き物の魅力に触れたいという人には、ぜひ行ってほしい水族館です。

<秋津/サカナトライター>