実際にはまだ対面はしていませんが、「いつか会えるなら夢のよう」と話しています。
この奇跡、「命はその場限りのものではない」という事実を私たちに突きつけます。
30年前の技術で生まれ、未来に希望をつなぎ続けた「小さな命」が、家族の絆を越え、時代すらも越えて現実となったのです。
そして、リンジーさんが語ったこの一言が、そのすべてを物語っているのかもしれません。
「私たちは記録を破ろうと思って始めたわけじゃないんです。ただ、赤ちゃんを授かりたかったんです」
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参考文献
Exclusive: A record-breaking baby has been born from an embryo that’s over 30 years old
https://www.technologyreview.com/2025/07/29/1120769/exclusive-record-breaking-baby-born-embryo-over-30-years-old/#:~:text=The%20embryos%20were%20created%20in,Christian%20%E2%80%9Cembryo%20adoption%E2%80%9D%20agency.&text=A%20baby%20boy%20born%20over,for%20the%20%E2%80%9Coldest%20baby.%E2%80%9D
World’s ‘oldest baby’ born from embryo frozen in 1994
https://www.theguardian.com/society/2025/jul/31/worlds-oldest-baby-born-embryo-frozen-1994-ivf
ライター
千野 真吾: 生物学に興味のあるWebライター。普段は読書をするのが趣味で、休みの日には野鳥や動物の写真を撮っています。