(出所:Street Insights)
チャート:レイオフは前月比で増加に転じ、1年ぶりの高水準

(出所:Street Insights)
チャート:労働市場の新規参入者における失業者は、2015年1月以来の100万人に接近

(出所:Street Insights)
労働参加率は前述したようにと前月の62.3%→62.2%と3カ月連続低下した結果、22年11月以来の水準に落ち込んだ。20年2月(63.4%)以来の高水準を回復した2023年11月の62.8%以下が続く。
就業率は前月まで2カ月連続で59.7%を経て、59.6%と2021年12月以来の水準へ低下した。
チャート:労働参加率は低下、失業率は低水準を維持

(出所:Street Insights)
経済的要因でパートタイム労働を余儀なくされている者などを含む不完全雇用率は、前月の7.7%→7.9%と4カ月ぶりの高水準だった。2月は2021年10月以来の高水準となる8.0%をつけていた。
チャート:不完全雇用率、4カ月ぶりの水準に上昇

(出所:Street Insights)
失業者とは、①失職中、②過去4週間に職探しを行なった、③現在、勤務が可能――の3条件を満たす必要がある。失業期間の中央値は前週の10.1週から10.2週と概ね4月以来の水準へ切り返した。また、27週以上にわたる失業者の割合は前月の23.3%→24.9%と2022年2月以来の水準へ上昇した。
チャート:長期失業者が全失業者に占める割合は、22年2月以来の高水準

(出所:Street Insights)
〇病気が理由で働けないとする人々
「病気が理由で働けない」とする人々は、前月比ほぼ横ばいの89.8万人へ減少。コロナ前平均の2015‐19年の平均値の93万人を下回った。換言すれば、労働力人口が増加してもおかしくないが、企業の採用抑制が労働参加率を低下させたと考えられる。