ミチイトは0.4~0.6号、ハリスは0.3号または0.4号付きのヤマベバリかソデバリ、秋田キツネの2~3号など。石底を釣ることが多いため、こまめにハリ先を点検することが大切。
3. ウキ・オモリ
透明度の高い河川での釣りになるため、魚に警戒されないように、できるだけ小さいウキが望ましい。
瀬を狙う場合、軸付きセル玉8mmをゴム管止め、または同じ大きさの木製中通し玉ウキをツマヨウジで止めて使用。流速・水深などによりひと回り大きい玉ウキ(直径12mmなど)、または玉ウキを2個付けて釣ることもある。
流れの緩いトロ場では、立ちウキを使用する。その場合、ボディ長3cm前後のトウガラシウキやハエ用発泡ウキをゴム管止めする。トップ(ウキの頭)が水面から2、3mm出るように、6~8号ガン玉を数個、または割りビシ小や板オモリで調整する。
4. エサ箱
エサ釣りの必需品。腰ベルトにセットできる軽量のプラスチックタイプで、違う種類のエサや寄せエを入れられる渓流用の仕切りがあるタイプがおすすめ。
5. ビク・クーラー
釣った魚を生かしたまま移動できるズックタイプのビクが便利。エアポンプ付きのバケツもいいが、夏の炎天下の釣りの場合、水が沸きやすくて魚が弱ってしまうので注意が必要。
クーラーは夏の必需品で、行きはエサを入れて持参。帰りは釣った魚を入れて持ち帰る。またビクがいっぱいになったらクーラーに移し替える。保冷剤を多めに入れておくといい。容量は移動を考えると肩掛け式で5~7Lが適当。
6. タモ
20cm以上の良型や渓魚が多い場所ではタモがあると安心。アユダモまでは必要ない。25~30cm枠の渓流用のランディングネットが使いやすい。
7. その他
夏の炎天下で釣りをする場合、帽子は必需品。つばが広く通気性がいい昔ながらの麦わら帽子がおすすめ。逆光時に水面のギラツキから目を守り水中の様子が把握できる偏光グラスも必要。