しかし、全く自信に繋がらず再び午後行うという離岸・着岸のレクチャーに期待を抱いた。

ランチ休憩

一旦陸に上がりランチタイムとなった。筆者は予めコンビニで購入しておいて屋内で食べたが、マリーナ2階のレストラン「トリム」の料理もとても美味しそうだった。今度は食事を目的に当マリーナを訪れたい。

再度乗船講習に

午後に再びボートで旧江戸川を下り、東京湾まで受講者が交代しながら操船を行った。海に出ると、当エリアでは一番座礁が多くて、危険だという三枚洲の説明があった。しかし、杭の位置やGPSプロッターの航跡をみれば、まず座礁することはないと思えて安心した。

コンパスを使用した目的地までの航行なども教わり便利に感じたので、愛艇にもコンパスを備えようかと悩んでしまう。

風やうねりが良い練習に

当日は、かなり風とウネリが強く白波が立っていて、シースタイル艇では出船ギリギリのレベルとのこと。

ヤマハシースタイル【マリン塾・操船マスターⅠ】を受講してみた 離岸・着岸・定点保持を実地体験うねりの強い日だった(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

しかしその影響により、テキストに記載のあったボートのロールやジャンプを十二分に味わうことができた。

アンカリングの実習

アンカリンングのレクチャーは、うねりが強いため危険と判断して、先生が行っているところを船室の中から見ながら、窓を開けて説明を聞くことになった。

ヤマハシースタイル【マリン塾・操船マスターⅠ】を受講してみた 離岸・着岸・定点保持を実地体験アンカリングの講習(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

先生も「今までで一番厳しかった」という程、海況が悪かったためマリーナへ戻り離岸・着岸の練習をすることになった。戻る途中で左右の旋回の練習を行った。

エンジンの回転数を2500回転から徐々に上げていき、3500回転や4500回転での旋回をしてエンジン音や負荷の違いなどを体験。旧江戸川に戻ると再びアンカリングの練習ができそうとのことで、こちらで再びアンカリングの実習を行った。

離岸着岸を繰り返し練習

その後マリーナ桟橋に戻り離岸・着岸の練習を繰り返し練習。相変わらず上げ潮で南風のため離着岸ともに後進で行った。後進着岸がなかなか成功しなかったが、何度も繰り返すうちに成功することも増えてきた。

最後にロープワーク