こんにちは!自由主義研究所の藤丸です。
今回は、自由主義政策での復活が注目されているアルゼンチンについての記事を翻訳・紹介します。
ミレイ大統領が、政府支出の削減によって赤字を減らし、インフレを退治していることは有名ですが、今回はミレイ大統領の大規模な「規制緩和」に注目した内容です。
いまだにUberすら解禁されていない日本…。
アルゼンチンを参考にして、どんどん規制を廃止してほしいところです。
中でも特に注目すべきだと思うのが、(本文中に出てきますが)ミレイ政権の規制緩和が、
”政府の効率化ではなく「自由を拡大する」ことを使命として明確に掲げている。そのため、規制を見直す際には、「そもそもその分野に政府が関与すべきかどうか」という根本的な問いから始めていた”という点です。
これは非常に重要なポイントだと思います。
元の記事は、アメリカの自由主義系シンクタンク「CATO(ケイトー)研究所」の2025年春の記事(Ian Vásquez氏の「Deregulation in Argentina: Milei Takes “Deep Chainsaw” to Bureaucracy and Red Tape」)です。
※下記から全文が読めます。太字は筆者です。
Deregulation in Argentina: Milei Takes “Deep Chainsaw” to Bureaucracy and Red Tape
アルゼンチンの規制緩和:ミレイが「ディープ・チェーンソー」で官僚制度と規制を解体
アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領は、インフレを抑制し、政府支出を大幅に削減し、連邦官僚機構の大部分を解体しました。
しかし、ミレイ政権による最も広範な取り組みの一つは「規制緩和」であり、ミレイは大統領に就任して以来、平均して1日あたり約2件の規制緩和を実施しています。
アルゼンチンの慢性的な危機体質の経済の根幹には、「無制限の公共支出」と「極端な過剰規制」を助長する政治体制があります。