しし狩バンパー本体のブラケットへの取り付け
前述の通り、ブラケットはハンマーで叩けば辛うじて動く程度にしておき、もちろん予め寸法は測っておいたが、幸いにも左右の間隔は全く調整せずに済んだ。
バンパー本体を1人で取り付けた方法
いよいよしし狩バンパー本体を、車体に固定されたブラケットに取り付ける作業になる。
私が観た動画では二人でバンパー本体を持ってブラケットに載せ、さらにバンパー本体下には落下防止のためのブロックなどを積み、一人がバンパー本体を押さえながらもう一人がボルトナットを締めていた。
しかし、体の使える部分を総動員すれば案外大抵のことは一人でできるので、これも私は一人で作業した。

また、こういう作業をしていると、何をやっているのだと度々ネコが確認しに来るが、当然ながら手伝ってくれる訳ではない。
ではどうやってやったかというと、少々荒技的になる。
・バンパー本体をブラケットに載せたら、屈んで膝で支えておく。
・手だけでなく腿や肘など(腰や腹も?)も総動員して、バンパー本体側とブラケット側のボルトを通す穴の位置を合わせる。
・予め手の届くところに用意してあったボルトを左右どちらか1本入れ、反対側もすかさず1本入れてしまう。
・そして、一応ボルトは左右1本ずつ入っているが、支えを外すのは危険なので、このままの状態でこの2本のボルトにナットを手締めしてしまう。
この作業は体中を総動員したような感じなので、ブラケットの取り付けの時と同様で、やはり写真に残すことができていないのが残念だ。
その後は、左右1本ずつ仮止めは終わっているので、少し力は抜ける状態になっているが、体勢は維持したままで、残り4組(片側3組のボルトナットで固定するようになっている)のボルトナットを手締める。
完全に支えも必要なくなるので、あとはレンチで本締めする。

そして、わずかに緩めにしてあったブラケットを、フレームに固定してあるナットを本締めしたら作業は終了だ。
このように私は全て一人で作業したが、バンパー本体は結構重く落とすと危険なので、無理そうと思った人は無茶せずこの部分だけでも人の手を借りた方が良いと思う。
完成後は再確認を
しかし、完成と思いきや、スキッドプレートを取り付けているビスが1本抜けていることに気付いてしまった。

入っていた袋を振ってみたらビスが出てきたので、袋を捨てる前のこの時点で気づいて良かったのだが、念のため他の箇所も調べてみたら、やはり結構緩んでいた。
1本抜けていなかったら、これらのビスの緩みを気に掛けることなどなく、走行中の振動で何本か抜けてしまうようなことになっていた可能性も高いので、むしろ1本抜けていたことは幸いだったようだ。