純粋に「選挙の得票」という意味でも、チームみらいに対する「ぼんやりした批判」にキチンと答えていくことは、「カタカナ言葉使わないようにしよう」とかより大事な段階になってるんじゃないかと思っています。

というのは、今の時点で「チームみらい」を全く知らない・・・みたいな人が彼らに投票するとは考えづらく、逆に既に投票者個人の脳内で「当落線上」にいる場合に、その人の中での「どうしようかなー」にこれから一週間ちゃんと答えていって、

「やっぱ安野さんに入れよう!」

…に着地してもらえるかが重要なフェーズだと思えるからです。

”ビジネスっぽい”言い方をすれば、

「ウェブサイトの訪問者数の増大よりも、コンバージョン率向上が大事なフェーズ」で、そのためには「知らない人に知ってもらう」よりも「既に知ってくれている人」の「懸念点を解消する」事が大事だ

…みたいなことですね(実際には知名度向上も引続き重要ですが、後者の比重を高めていくべきタイミングではあると思います)。

なんせとにかく「全国比例で1%取る」っていうような非常にニッチな戦いなわけですから、「いまだに知らない層に知ってもらう」よりも「取りこぼしを防ぐ」方が大事ですよね。

それと同時に、「チームみらい」への期待層には、「うるさ型」の人と「ミーハー型」の人がいると思っていて、「うるさ型」の人が毎回「チームみらいはここが信用できないんだよな」みたいなことをSNSで言いまくってる状態だと、「ミーハー型」の人への波及がちょっと微妙になる効果もあるように思うんですね。

ただの誤解とか勘ぐりのような「批判」は無視していいと思いますが、「チームみらいを信頼したいけどあと一歩不安」という「うるさ型」の層に納得してもらえる流れをいかに作れるかは、そこ以後色々なシナジーを生み出して、「コンバージョン率」のアップに繋がると思います。

だからこそ、この「うるさ型の人たちのチームみらい批判」について考えてみたいんですが・・・

2. ”フォーカスグループインタビュー”で深堀りしてみた印象