だが後が続かないので、サーフにホンダワラが繁茂している鈴島周りに移動した。だがこのころから南東の風が吹きだし、釣りにくくなってきた。この周辺には他のレンタルボートや遊漁船が浮いており、かなりのプレッシャーがかかっていそうだ。

「1kg超え大型アオリイカ連発!」キャスティングエギングでシャロー攻略のコツを実釣解説【三重】イイダコ登場(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

最後はサイトで1.45kg捕獲

そこで他船から少し離れた水深3mのドシャローエリアで、潮任せでゆっくりと流していくとフルキャストしていたエギにコツンとイカパンチが出た。すかさずアワセを入れるが乗らない。

「1kg超え大型アオリイカ連発!」キャスティングエギングでシャロー攻略のコツを実釣解説【三重】1.45kgのアオリイカ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

そのまま誘い続けてボート際までくると、良型のイカがエギを追尾してきた。丸見えの海中でチョンチョンとシャクってスーッと沈めると、ためらわずエギを抱き込んだ。仕留めたのは1.45kgのアオリイカ。このドシャロー攻めが正解だったようだ。

「1kg超え大型アオリイカ連発!」キャスティングエギングでシャロー攻略のコツを実釣解説【三重】大満足の結果に(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

その後は秋イカサイズを追加したのを最後に時間切れとなった。この日のイカはほとんどがメスで交接痕があったので、イケスで死んでしまった1匹だけをキープし、残りは撮影後に全てリリースとした。

「1kg超え大型アオリイカ連発!」キャスティングエギングでシャロー攻略のコツを実釣解説【三重】アオリイカをリリース(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

港に帰るとこの日は全体的に渋かったようで、他船はほぼ全滅だったらしい。三浦沖のアオリイカは7月初旬まで大型が狙える。そして断然有利なのが、キャスティングのエギング。まだ経験したことのない人は、ぜひ挑戦してみてほしい。記憶にも記録にも残る1匹を手にできるかも。

<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>