また、乗船手続きやライフジャケット規格に関する主な注意事項などは、葵渡船のホームページの「お知らせ」に掲載されているので事前に確認しておいてほしい。

セル石と宇部波止が釣り禁止に
駐車場入りの前の夜中に、車中でわずかな仮眠をとった後、出船前の30分前に乗船場に釣り具一式を持ち込んでスタンバイ。既に30人近くの釣り人が並んでいた。そこで近くにいた釣り人の話から、また残念な情報を耳にしてしまった。
「セル石と宇部、釣り禁止になりましたよ。」
「何でや!?」
「港湾と違って環境のほうからの禁止みたいです。」
大阪湾を代表する渡船釣り場の南港:セル石と宇部波止が釣り禁止になっていたということだ。
自宅に帰って詳しく調べる
自宅に帰ってから調べてみると、渡船店の夢フィッシングの3月29日SNSに「7ー3区(通称 宇部波止・セル石) 環境農林水産部循環型社会推進室より波止場上陸禁止の通達がありました。(7ー3区の管轄)」と告知されていいて、さらに調べてみると、大阪府のホームページ「府民の声と府の考え方 公表(詳細)」に5月2日付で経緯と詳細が公表されていた。興味のある方は検索してご覧いただきたい。
私の釣行フィールドではないが、チヌ(クロダイ)釣りと波止タコ釣りのメッカとして人気の両釣り場が釣り禁止になったことで、落胆した釣り人達には同情を禁じえない。
TSURINEWSの読者の皆様も、今釣りを楽しめている釣り場は、いつ失われるか分らないという危機感を心の片隅に持ちつつ、釣り場の環境保全とともに、「釣りをさせてもらっている」という気持ちになって、一回一回の釣行を大切にしていただきたいと強く願う。
ノマセと落とし込みの二刀流
話を泉佐野一文字の釣行に戻すが、当日は2つの作戦で臨んだ。本命の作戦は朝マヅメの竿下サビキ釣りで小アジを確保して、それを活きエサとした青物狙いのノマセ釣り。