第6位は、ナイジェリア人の父と日本人の母を持つDF望月ヘンリー海輝。父から譲り受けた体格と身体能力の高さを武器に、空中戦では圧倒的な強さを誇る。小柄な選手が多いサイドバック(SB)のポジションで192cmの望月がプレーするため、相手は威圧感を感じるだろう。

体格の良さから俊敏さに欠ける印象を持たれることもあるが、想像を超えるスピードで右サイドを制圧している。

安藤智哉 写真:Getty Images

第5位:安藤智哉(アビスパ福岡)

  • 空中戦勝率:73.2%
  • 空中戦勝利数:93回
  • 出場時間:1,890分
  • 身長/体重:190cm/82kg

第5位には4年間でJ3から日本代表まで駆け上った苦労人のDF安藤智哉がランクイン。190cmの長身に加え抜群の跳躍力も持ち合わせており、滞空時間がとても長く空中戦に強い。そのうえ、がっちりとした体格を活かした対人守備や一手先のプレーを読む着眼点にも優れており、世代最強のCBとの呼び声も高い。数年前まで無名だったが、今ではJ1リーグで福岡の守備の要としてチームを牽引している。


立田悠悟 写真:Getty Images

第4位:立田悠悟(ファジアーノ岡山)

  • 空中戦勝率:73.9%
  • 空中戦勝利数:65回
  • 出場時間:1,860分
  • 身長/体重:191cm/83kg

第4位は、清水エスパルスや柏レイソルでの経験を経て、今シーズンから覚悟を持ってファジアーノ岡山にやってきたDF立田悠悟。清水や柏時代には大事な場面でのミスが失点に絡むシーンが目立っていたが、世界基準に匹敵する191cmの長身や身体能力を武器に圧倒的な空中戦の強さを誇っている。

両足から繰り出される高精度のフィードも持ち味で、DFラインの選手ながらチームの攻撃を活性化することもできる。J1初年度の岡山を残留へ導くことが出来るか。立田のプレーから目が離せない。


三國ケネディエブス 写真:Getty Images

第3位:三國ケネディエブス(名古屋グランパス)

  • 空中戦勝率:74.4%
  • 空中戦勝利数:61回
  • 出場時間:1,665分
  • 身長/体重:193cm/85kg