在籍期間:2023-2024
出場試合数:7
得点:0

井手口と同様、DF小林友希もグラスゴーに適応できなかった。ポステコグルー監督に見いだされたものの、結果としてこの移籍はうまくいかなかった。ヴィッセル神戸のアカデミーで育った小林は、2018年4月に神戸のトップチームでプロデビュ。町田ゼルビアや横浜FCへの期限付き移籍も経験し、2021年に神戸へ復帰している。

同年はリーグ戦で22試合に出場すると、ベストヤングプレーヤー賞の候補に名を連ねた。その活躍から、セルティックへの完全移籍が決定する。加入初年度となった2022/23シーズンは公式戦7試合に出場したが、翌シーズンにブレンダン・ロジャーズ監督が就任すると構想外に。

2024年8月24日にポルトガル2部のポルティモネンセへ移籍し、25試合に出場している。この活躍が認められ、2025/26シーズンからはポーランド1部のヤギエロニア・ビャウィストクへの移籍が決定している小林。セルティックでは苦い思いを経験したが、欧州の地で確実に経験を積み重ねている。


水野晃樹 写真:Getty Images

水野晃樹

在籍期間:2008-2010
出場試合数:12
得点:1

水野晃樹(2024年引退)は労働許可の申請が一度却下され、セルティックへの移籍が頓挫しかけたが、当時のゴードン・ストラカン監督(2005-2009)による異例の控訴手続きにより、2008年1月に無事加入が実現した。

2007/08シーズンはトップチームで1度もプレーできずに終わり、翌2009/10シーズンにデビューを果たした。同シーズンの初先発となったファルカーク戦では、後半アディショナルタイムに約40m独走して初ゴールを決めたが、同シーズンの出場は公式戦は2試合のみにとどまった。

セルティック在籍期間の2年半で、怪我による膝の手術を2度行うなど思う様な活躍が出来ず、2010年6月に当時J2の柏レイソルに移籍した。


岩田智輝 写真:Getty Images

岩田智輝