それは彼らと闇クマ氏が敵対関係にあるからとか、そういう事では正当化し得ないもので、国政政党を運営する者としての政治倫理が問われる話だからです。

国政政党が組織としてプライバシー情報の流布に加担しているという事実は、重い。

「虚偽情報で政治家サンドバッグ」の収益構造と日本保守党vs闇クマ

本筋から離れますが、闇クマ氏の側に立とうとする者に、嫌悪感を感じる者もそれなりに観測されますので、第三者視点から解説しておきます。

実は、「虚偽情報で政治家をサンドバッグにしてお手軽に収益を得る構造」が日本保守党界隈中心に形成されており(もちろんそこが全てではないが)、リアルの政治の世界では、こうしたバッシングの言論空間を改善することで、政治家個人を守るのみならず、国政や自治体行政への負担を取り除かなければならないという共通意識が存在していました。一党内だけの話では無い。

それと闇クマ氏の関係ですが、闇クマ氏も「虚偽情報で政治家をサンドバッグにして収益」に加担していたところを、正しい情報に気づいて反省し、比較的正しい発信へと方針転換したということがあります。日本保守党界隈とは従前は百田氏と直接対面するなど、一定の関係性がありました。

が、闇クマ氏の情報発信の方針転換により、日本保守党界隈の問題が多くのフォロワーにバレ、闇クマバッシングが始まりました。闇クマ氏の元々のフォロワーも10万人ほどが離れていきました。

そうした「禊」を経ているという評価が為されているから、国会議員や地方議員も本件でフォローする側に回っている、という側面もあるということです。

また、闇クマ氏だからこそ、同じく方針転換したフォロワーが多数出現したというのも事実です。外部から事実を整理されて指摘をされても変わらないが、「信頼していた相手」が発信するならそうなんだろう、という層は、確実に存在する。

それを狙って関係構築をしてきた者が居る。それを怪しむこともまた自由ですが、そこには多くの行動と流された汗があった、ということは、外側から眺めるだけだった私が証言しておきます。