ブック・オフ 商品レビュー 2012年4月13日

いくつもの書店で探して見つからなかったものが、すぐに手に入れられた。本の内容も期待していた通りだった。

Amazonカスタマーレビュー 栗原健三 2013年10月10日

少子高齢化について勉強中。フリーライダーという考え方は、言われてみれば当たり前のことなのだが、今まで考えたことがなかった。結婚や出産・育児は、自由な時間とお金の無駄だという生き方は確かに選択の自由だが、その上で税金や年金を払っているのだから老後はその恩恵を享受するのも当然だという考えになれば、本当に不平等で許しがたいと感じた。社会全体で子育てをするべきという著者の主張にはとても説得力があった。

読書メーター ペンネーム「ちょく」 2014年10月27日

この本は少子化と高齢化を組み合わせた視点から未曾有の人口減少時代に向けた提言を行っており、社会学的視点からのアプローチが新鮮であると高く評価されています。

AIカルテ

以上のように、ジェンダー&ジェネレーション(G&G)など独自の主張には賛否両論があるものの、新しい論点を含んでいたために、読者の参考になるところもあったのではないかと考えていた。

突然に来た「絶版」の通知

売れ行きもいいので喜んでいたのだが、刊行して5年後に編集部から突然この本は4刷にせず、絶版にしたいという連絡がきた。

取り交わした通常の「出版契約書」では、著作者の甲(金子)と出版社の乙(日本放送出版協会)との「協議」により、増刷や絶版などを決めることになっていた。それでこのケースでもできるだけ「協議」したいと思ったが、数回の電話でのやり取りの印象では、どうしても「絶版にしたい」という担当者の固い意志が感じられた。

これでは消耗戦になり、疲れるだけだと判断した。同時に他のプロジェクトもいくつか抱えており、それでNHKブックス編集部の意向通りに5年間あまりで絶版にしたという苦い思い出がある。

理由の推測