───サメ映画はやっぱり自由な方が面白いですか。
中野:うん、そうですよ。自由な方がいいですよね。もうあらゆる可能性にチャレンジしてもらいたいです。
───頭が3つになっても……下半身がサメじゃなくてもですか?(笑)
中野:えぇもう!頭なんて1000までやってほしいですよ!!
サメ映画学会が目指すこと
───今後のお二人の目標であったりとか、将来取り組んでいきたいイベントの形であったりとかありましたら、教えてください。
サメ映画ルーキー:そうですね。最近は頑張ってサメ映画の統計(データ)を取っているんです。
作品を見てストップウォッチを持って、サメが何分出るかとか何匹出るかとかっていうデータを集めてる段階なんですけど、それが結構途方もないのでみんなで手分けしてやってるんですけど、まずはそのデータ収集を終わらせたいです。
サメ映画の総数って?
───結構途方もない作業じゃないですね。今この世にサメ映画って何作品ぐらいあるんですか?
サメ映画ルーキー:今大体200本ちょっとぐらいですかね。
───もっと1万とか2万とかあるのかと思ってました!意外に少ないんですね。
サメ映画ルーキー:実はそうなんです。ゾンビ映画は本当にそれぐらいある気はします。 そう考えるとサメ映画はそんなに多くはないんですけど、大体年に10本以上リリースされているので、 数としては多い方なんじゃないかなという気がします。
中野さんの配給視点と若い観客層
───中野さんの方は何かありますか。
中野:私はちょっとね、配給会社の事業にまわってしまって、最近実はあまりサメ映画が見られてないんですよ。特に大手や中堅会社さんのサメ映画ってあんまり見られてないのですが、皆さんに見ていただけるサメ映画を1本でも増やしたいです。
サメ映画のイベントをやると、来てくださる方の年齢層が、大体20代、30代の方がメインだったりするので、すごく若いんです。楽しんでいただける方にどんどん入ってきてもらったらいいんじゃないかなっていうのはありますよね。