グラス駐日米大使は26日、フェンタニルを巡り、日本経由での不正取引を防ぐ必要性についてコメントした。

X(旧ツイッター)で「日本と協力することで(フェンタニル原料である)前駆体物質の日本経由での積み替えや流通を防ぎ、両国の地域社会と家族を守ることができる」と投稿した。

「中国共産党はこの危機を意図的にあおっている」と述べた。「中国からのフェンタニルや前駆体物質の密輸には中国共産党が関与しており、それを阻止するには国際的な取り組みが不可欠だ」と訴えた。

(2025/6/27 日経新聞)

「日米関係、日米協議に与える影響はあるとは考えていない」…見事に話を逸らしました。

求められているのはそういう回答ではなく、「中国の対米フェンタニル攻撃について日本が中継地にされていた事についてどうするのか」であるはずです。

中国が日本経由でフェンタニルを米国に密輸していることについて米国側は掴んでいたはずです。

日本側に対策を求めていたと考えていいと思います。

岩屋毅外務大臣 自民党HPより

一方で岸破政権はというと米国共和党側とのコネがありません。

特に石破が総理になってからは積極的なのは媚中姿勢だけで他については引き籠もりかよと突っ込みたくなるような状態です。

特に直近ではNATOの会合をオランダ王室からの招待を蹴ってまで欠席、2プラス2も見送りと、欧米との交流機会を自ら蹴っているどころか、米国に対しては何か言われる事が嫌なのか逃げ回っていると言われてもおかしくないレベルです。

それどころか今年2月にこんな記事がありました。

【財務省職員 不正薬物密輸の容疑者など書かれた文書紛失】

財務省は関税局の職員が、酒を飲んで帰宅する途中、不正薬物の密輸の容疑者など187人分の氏名や住所が書かれた文書を紛失したと発表しました。

発表によりますと文書を紛失したのは財務省関税局調査課の職員です。

今月6日、横浜税関で打ち合わせをしたあと税関の職員とともに横浜市内の飲食店で酒を飲み、帰宅途中、JR錦糸町駅で電車を降りた際、かばんを紛失したことに気がついたということです。