コマセマダイの後は、後半戦の泳がせヒラメへ。泳がせヒラメの餌は、各遊漁船にて活アジを用意してくれる。今回は各6匹づつ用意してもらった。ただ近年は活アジの入荷も少ないようで、それ以上の注文は出来なかった。

もし、たくさんヒラメを狙いたいならウグイを用意する事もおすすめする。直江津周辺の釣具店で購入も可能なので検討してもらえればと思う。コマセマダイの時と同じく2本竿にて狙っていきたいと思う。
ただし、片方はアジ狙いだ。この時期は、良型のアジの回遊もあり大きい物で40cmを超える場合がある。お土産確保には、十分過ぎる。
ただ、単純にアジが食べたくて狙うのではなくアジを狙う本当の理由はヒラメを寄せる事だ。泳がせヒラメで効率よくヒラメを釣る一つの秘訣は、一緒にアジを釣ることだ。
アジは快釣
アジ釣りは難しい仕掛けは必要ない。通常の堤防のコマセかごにアミコマセを詰めて、底まで落とし2m前後巻き上げ待つだけだ。HAYABUSAから販売されている【実戦サビキケイムラレインボー】がおすすめだ。
アジさえ寄せれば、コマセ無しでも釣れる仕掛けだ。短時間でクーラーボックスもいっぱいなので本命のヒラメを狙っていく。

2.5kgのヒラメをキャッチ!
アジは寄っては来たが、なかなか本命のヒラメは掛からない。これも寒冷前線の影響か……。ただ、右舷貸し切りのため仲間も同様にアジ釣りをしており早々にヒラメを釣り上げていた。
確実に私の竿にも近づいてきていると信じ待ち続けるとロッドがゆっくり上下に動き始めた。この時間が毎回楽しみな反面、焦れったい瞬間だ。ただ食いつく瞬間をひたすら待ち続ける。
筆者の場合はある程度時間が経過してから竿をホルダーから外し、手にヒラメの感触を感じながら最後の食わせを待つ。