あるのは様々な苦労を自力で乗り越えてきた安倍晋三という大宰相の名声に対する嫉妬心。
嫉妬するのなら正しく嫉妬して自己を磨く努力をすべきです。
そうでないのなら上手くやっていた部分は真似すればいいのです。
冷静に彼我を比べ、自らの劣る部分を認め受け入れて「ではどうしようか」と考えるべきなのですが、プライドばっかり高いものだから、不必要に嫉妬してなんの知識もなく反安倍をやって、岸田文雄政権から石破茂政権の二代で安倍総理の時に自民を支持していた若者層のほとんどを失いました。
そして慌ててやっていることは「住民税非課税世帯にお金をばらまく」という高齢層の票をなんとか買おうとする政策。
これを毎年やっています。
失敗だったら失敗だったと認めて軌道修正すればいいのですが、ダメな人ほど自らの失敗を認めないためになおのこと他者に責任を見出し続けようとするのでしょう。
特に石破茂には周りにそうした助言をしてくれる本当の意味での側近と呼べる人間がいないのでしょう。
また苦言をしてくれる人間を自分のそばには置かないという事でもあるのでしょう。
嫌なことはなるべく遠ざけておきたいのは人間の性ですからね。
彼が頼みの綱に最側近の赤澤を関税交渉の担当者にしましたが、もう7度も行ったり来たりしてなんの成果もないようです。
本当になんとかするのなら実務者レベルでの協議に移っていなきゃおかしい段階なのですが、成果が無いのでなおさら渡航してがんばっているアピールを繰り返しているのかもしれません。
肝心のボスである石破茂総理が引き籠もりを発動しているんですから、赤澤議員1人がんばったところでうまくいくとも思えません。
岸田政権は米国民主党べったりだったこともあって岸田派は共和党政権の人脈はほぼ無い状態でした。
ですが経験者である萩生田や西村らは清和会だからと遠ざけ、安倍昭恵夫人のコネも否定し続けてきました。
石破茂は岸田派に支えられている手前、岸田派の顔色を伺う事が優先なのでしょうが、そんなことを続けているうちに時間切れになりそうに見えます。