5800近辺のポジティブガンマの山が弱まった可能性があるとはいえ、5月後半にも一度サポートになった日足200SMAの5814近辺はテクニカル的にはまだ日足レベルのサポートとして生きている可能性が高く、その下でも日足50SMAの5736が控えている。その上で、機械勢の足を止められる1日2%下げの有無が引続き調整の規模を決定すると考えられ、また日柄がこれだけ明瞭であることから、押し目買いの目安は値幅より(6月末の)日柄ではないか。
ショートは停戦方向のヘッドラインに弱いと先週の記事でも述べており、それは現に先週月曜と金曜に見られたが、先週金曜がそうだったように、停戦方向のヘッドラインで既に上がったところは売り場となるだろう。ニュースで買いに転じられるケースがあるとすれば、引続き原油価格の大幅下落が確認できてからである。
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編集部より:この記事は、個人投資家Shen氏のブログ「炭鉱のカナリア、炭鉱の龍」2025年6月23日の記事を転載させていただきました。