6人目は柏レイソルのMF久保藤次郎で、最新市場価格は800k€(約1億3,470万円)。身長167センチと小柄だが、豊富な運動量に加えキレのあるドリブルや鋭いシュートで攻撃を活性化することが出来る。2021年、当時J3だった藤枝MYFCでプロキャリアをスタートさせた。プロ1年目は6試合2ゴール2アシストに終わるも、翌2022シーズンは30試合10ゴール6アシストと飛躍。この活躍を受け、2023シーズンにはJ1の名古屋グランパスへ完全移籍を果たした。サガン鳥栖へのレンタル移籍を経て、今シーズンから柏レイソルへと活動の場を変えた。今シーズンここまでは20試合全てに出場しており、3ゴール4アシストと柏の躍進を支えている。


アビスパ福岡 写真:Getty Images

4位:安藤智哉

上昇額:450k€(約7,580万円)

4位はアビスパ福岡のDF安藤智哉で、最新市場価格は800k€(約1億3,470万円)。抜群の身体能力を備えており、2021シーズンに当時J3のFC今治でプロキャリアをスタートさせる。翌シーズンはセンターバックながら29試合6ゴール2アシストを記録するなど、FW顔負けの得点力を見せつけている。守備でも空中戦の強さには定評があり、当時のJ3では無敵状態。この活躍もあり、2023シーズンには大分トリニータ(J2)へのステップアップ移籍を遂げ、2シーズンにわたってチームの守備を支えてきた。

今シーズンからはJ1のアビスパ福岡に完全移籍。第2節以降は全ての試合でスタメンフル出場を記録し、ここまで19試合4ゴールと攻守において存在感を示している。J1での出場時間増加や好パフォーマンスが市場価値の大幅アップに繋がっているのだろう。

ラファエル・エリアス 写真:Getty Images

2位タイ:ラファエル・エリアス、田中隼人

上昇額:500k€(約8,480万円)