アメリカのイェール大学(Yale)で行われた研究により、哺乳類の子供が母親に深い絆を感じる仕組みが示されました。
子供を保護し養育するスタイルをもつ哺乳類にとって、子供が母親を慕うための絆を形成するのは生存にとって非常に重要です。
しかしこれまでの研究では、子供が母親を慕う仕組みについてはほとんど知られておらず、大きな謎とされていました。
今回の研究は哺乳類にとって根源的な「なぜ子供は母親が好きなのか?」という問いに、脳回路のレベルで答えるものとなります。
研究内容の詳細は2024年7月25日に『Science』にて発表されました。
目次
- 研究の概要を4コマで解説!
- 子供と母親の絆を作る脳回路
- 大人になってからの「ママと一緒にいると気分がいいニューロン」
研究の概要を4コマで解説!
今回はまず研究の概要と結果について4コマで解説します。
4コマの後には研究について紹介する記事の本文が続いていますので、気になったらぜひ続きも読んでみてください!
4コマという特性上、全てを説明しきることはできませんが、難しい科学研究を楽しめる切欠になってくれれば幸いです。




哺乳類において母子の関係は特別なものです。
母親は子供を愛し守ろうとしますし、子供は母親を求め一緒にいたいと願います。