よってそれを「つまらない」という表現で片づけてしまう日経のタイトルはセンスがないと思います。私はむしろこれからビットコインと同様の市民権を獲得できる仮想通貨探しが再度起きると思っています。イーサリアムに次ぐのがLITE COINなのかもしれません。ビットコインの発掘が困難になってくると必ず、代替手段を見つけるというのが市場の流れであり、その背景は基軸通貨ドルに対する担保であります。投資をする人は必ず考えます。「これはもう既に手垢がついたよな。だけどこちらならまだ将来性がある」と。「つまらないビットコイン相場」は仮想通貨をより使いやすいものにする第一歩だということです。
内閣不信任案を出せなかった野田氏
実質的に国会の会期が終わり、内閣不信任案提出の可能性が取りざたされたものの立憲の野田代表は「出さない」と表明、石破氏はそれを受けて解散総選挙をしない方向となりました。小沢一郎氏はきっと吠えているのでしょうね、千載一遇のチャンスをフイにしたと。確かに少数与党になった以上、内閣不信任案はいつでも出せるわけですが、野田氏があえてそこに踏み込めなかったのはそうやっても良い結果が得られないと判断したからでしょうか?

野田氏 立憲民主党HPより
実は私はこの1か月強の間に参議院選動向について大きく見方を変更しました。当初見込みは自民のボロ負けでそれこそ国民の玉木首相もありかと思ったのです。これでは細川内閣の再来ではないかとすら思ったし、事実、岸田氏ですら玉木氏も有力候補と発言するぐらいだったのです。その風向きがガラッと変わったのは江藤氏の発言でした。あの軽はずみな一言がとんでもない変化を引き起こす引き金となったのです。そして自民の信認が上昇、一方、国民は山尾氏問題で味噌をつけ支持率は急落、かと言って立憲も国民のハートを掴むほどではないのです。とすれば参議院選は与党が制するとみるのがナチュラルになってしまいます。