ただし、それに比例する形で根掛りのリスクも高まる点が悩みの種。船中賑わっている状態では攻めのちょい投げ、そうでない時は守りのトントン、「根掛り気を付けて」のアナウンスがあったら問答無用で慎重なトントンという、筆者はどちらかというと守り時間長めの釣りを続けていきます。

最終結果
この日は曇天で、途中小雨に見舞われる場面があったものの、終了の14時までべた凪というまずまずのコンディション。筆者はマダコ10匹(0.3~0.8キロ)で、船宿の釣果情報によると1~16匹でボウズなしとのこと。

守り時間長めの釣りで釣果が伸ばせたポイントは、なんと言っても豚肉を用意したことによる所が大きく、実に10匹全て豚肉を巻いた方、もしくは両方のエギに掛かっていました。

因みに(どちらかというと)守りの釣りをしたとは言え、ロストしたエギは6個。東京湾のマダコ釣りでは、これは避けては通れません。

ダイソー製タコエギも使えそう
実は釣行前日にダイソーに行き、タコエギ(200円)を2つ購入し、当日使ってみました。感想は、乗りに関しては少なくとも豚肉を巻き付けた状態では船宿で購入したものと全く遜色はない、といった印象。
2つとも1時間も経たずにロストしてしまった他、大物を掛けられなかったことから、針や布の劣化スピード、強度についてわからずじまいだったのですが、裏を返せば、根掛りの多い東京湾では大いに活躍してくれそう。次回は多めに持ち込み、攻めの時間帯を長めにしようと思います。
