少子化や若手人材の流動化が進み、新卒の確保や定着が難しくなっている今、無理に引き留め策を講じるよりも、この機会に年齢や雇用形態にとらわれない、より公平で柔軟な雇用制度へと転換していくべきではないでしょうか。
そもそも新卒一括採用は現行法でも年齢差別で違法です(厚労省が特例で適用免除しているだけ)。新卒を引き留めるのに四苦八苦するのではなく、これを機会に、差別的な日本的雇用から決別するのが本筋でしょう。
— 橘 玲 (@ak_tch) May 9, 2024
AIの普及で「ゾンビ社員」の問題が深刻化していくと思われますが、日本では解雇が難しいため、新卒採用を絞る動きに繋がってしまいます。このままでは若者が就職しづらい「AI氷河期」が来る可能性があり、雇用の硬直性が改革の妨げとなっています。
ゾンビ社員の問題はAIでさらに深刻になる。マイクロソフトが6000人レイオフしたように、AI化の進んだ企業ほどゾンビ社員を切り、ますます業績が上がる。 正社員をクビにできない日本企業はAIの使えないゾンビ社員を守って新卒採用を絞り、「AI氷河期」が来るだろう。労働組合が停滞の元凶だ。
— 池田信夫 (@ikedanob) May 15, 2025
就職氷河期の歴史は韻を踏むのでしょうか。