自由を守る会も提案者となった議員提出議案第7号議案「東京都議会議員の政治資金に係る政治倫理の確立に関する条例」に賛成、都民ファーストの会・公明・自民提出の議員提出議案第8号議案「東京都議会議員の政治倫理に関する条例」に反対しました。そもそも自民党本部に端を発した裏金問題が都議会自民党に飛び火して、政治倫理が問われ検討会が設置されたというのに、また、本会派は、再三再四にわたり、都民ファーストの会から所属都議団体への寄附がキックバックではないのか質してまいりましたが、今をもって特別顧問の小池知事は明言を避けています。議員報酬をカットしてもパー券収入で政治活動を行っていては癒着の温床になりかねないことから、4条に明記した通り都議会においては、小池知事が頻繁に重用する言葉とおり「全国に先駆けて」政治資金パーティの自主的な禁止を強く求めるものです。

今期のしめくくりにあたっての決意

3期目に突入した小池都政が掲げる政策の中には、財政規律や効果検証を欠いた場当たり的なバラマキ、意思決定プロセスの不透明さ、効果検証事業が散見される根本的な課題が横たわっています。質問議員によって態度を変え、メディア報道先行で打ち出し、執行部局に後始末や無理な理由づけをさせ、甚だしい議会軽視と理事者を苦しめる独断専行を改め、当たり前の首長たる知事の職責・職務を果たすよう、都民のための都政運営を求めるものです。

日本最大かつ日本一古色蒼然たる都議会が変わらねばならない大きな節目に立っております。6月13日告示の第22期東京都議会議員選挙を前に、政治不信が高まっている今こそ、過去の悪しき慣習によるふるい議会を打破すべきである!と自由と民主主義の聖堂で高らかと訴え、税金の無駄遣い、利権、癒着、裏金を許さない!ありとあらゆるしがらみと一線を画し、権力に決して屈せず忖度しない、東京で唯一無二の地域政党自由を守る会として、今期最後の所感を締めくくり、必ずや来期も都民の使命を受けて闘い続けることを誓うものです。

小池百合子都知事インスタグラムより